学校図書館と原発について

2012/5/26 無党派市民の会 相馬里子

 皆様、こんにちは。

 最初は、「狛江の学校図書館を考える会」の市川光代さんの代理でスピーチをさせていただきます。

 私たちは今まで、すべての子どもたちに豊かな読書を願って図書館の充実を考えてきました。子どもたちのいちばん身近にある学校図書館の充実は、豊かな教育につながると共に、沢山の本と出合える場です。本は手渡してくれる人がいることで子どもたちに良い影響を与えます。いま、狛江の全ての小・中学校の図書館には、学校司書が配置され、子どもと触れあっています。
 矢野さんが市長になった年に「来年から三年計画で全校に司書の方を配置します」と約束して下さいました。そして、翌年から学校に配置され、今日に至っています。学習指導要領にも学校図書館の役割の重要性が示されています。文部科学省も予算措置で、地方交付税が地方自治体に配布されていますが、環境整備はまだ不十分です。

 私たち「狛江の学校図書館を考える会」は本年度も市に要望書を提出し、学校司書の正規職員化をはじめ、勤務時間(現20時間/週:小学校)の延長、研修の充実などを求めています。その実現をお願いしたいと思います。

 次に私は原発問題について語りたいと思います。
 5月5日、子どもの日に奇しくも日本中の全ての原発が停まりました。しかし政府と電力会社は原発の再稼働を計画しています。
 昨日の報道ステーションでは、いま、福島原発の屋根の崩れた4号機は水漏れが少しでもあればメルトダウンの危険性が高いとのことです。政府と東電は現地を知らないメンバーを集め、いわゆる原子力村でコソコソ会議をし、現状について安全神話をまだ語ろうとしています。国民に向かってフクシマの現実と真実を発表してください。
 原発を造り続けたのは自民・公明政権ではありませんか!
 金儲けで原発を造り続けた政府・東京電力はフクシマの方々をはじめ日本国民と世界中の人々に心から謝罪してください。その上で原発に頼らないエネルギーの開発を中心に国民の雇用につながる政策を早急に打ち出して下さい。
 国民は政治家や金儲けしか考えない経済界の人々にはもうだまされません。
田辺さんの政策には原発をゼロにすることが謳われています。

 以上、市民にやさしい市政の継続を心から願っています。