2月18日、「市政まなび塾」の第4回目を、鈴木悦夫市議に講師をお願いし
て、「高橋市長の新年度予算案を斬る」をテーマに開催しました。
皆さんで検討した結果、以下のような重要な問題点が指摘されました。
■宮前保育園の民営化に向け、「運営法人選定委員会」の設置経費が計上され
ている。市民合意が得られているとは言えず、削除すべきである。
■2園の認可保育園新設への補助は良いとして、1園に株式会社(ベネッセ)を誘致しようとしている。保育の質を確保するため、少なくとも「民営化ガイドライン」を補助条件にすべきである。
■認証保育所の保育料負担軽減が現状のままで、レベルアップがない。
■市民センターの改修工事設計経費を計上しているが、改築は想定していない。今年度、実施した耐震診断では、改修の緊急性は低いことが判明している。改築も含めて市民論議を進めるべきで、拙速な予算計上である。
■道路整備関係で約2億円を計上しているが、挙げられている整備予路線に
ついて、その必要性を点検しなくてはならない。
■災害対策関係で、共産党市議団が要望した、防災無線の戸別受信機設置への補助、家具転倒防止器具設置への助成が予算化されていない。
■谷戸橋地区センターが現在、使用停止になっているが、改修あるいは改築の予算が計上されていない。
■お年寄りの見守り拠点として期待される「シルバー交番」が予算化されていない。
■消費税増税への対応として市民生活支援策が予算化されていない。
■住宅リフォーム助成が予算化されていない。
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