こども第一の保育とは          
公立保育園の役割とは

保育の“質”を考えるシンポジウム

日時 2月1日()午前9時30分

〜12時

◇会場 西河原公民館 2階 学習室T

◇主催 こまえ社会保障推進協議会

◇会費 資料代200円をお願いします。

 

 7月1日付け『広報こまえ』を見てびっくり。第1面に大きく「狛江市立保育園民営化の指針を策定しました」などと、あたかも宮前保育園(平成28年度)、和泉保育園(29年度)の「民設民営化」が既定方針であるかのような記事を掲載しました。

この『指針』文書では、地域における保育の拠点として活躍してきた、6園の市立保育園のうち2園を「民設民営化」する理由として「効率化」と「保育サービスの充実」をあげています。「効率化」とは、要するに保育士などの人件費を削減してコストを下げることだと解釈できます。ところが、「民設民営化」がなぜ「保育サービスの充実」になるのか?『指針』の中には市民が納得できるような具体的根拠はまったく示されていません。

同月24(20人参加)28(10人参加)、わずか2回の「市民説明会」が開催されましたが、この中でも「保育サービスの充実」の根拠はまったく明らかになりませんでした。到底、市民の合意が得られたなどと言える代物ではありません。

にもかかわらず市行政側は、市民への説明はこれでおしまい、あとは2園の保護者の説得だ、とばかりに、宮前・和泉保育園の保護者への「説明会」をおこなうだけで、「民設民営化」に向け突き進んでいます。

このような状況の中、より良い保育を求める市民の願いをより深め合うため、子ども第一の保育とは?公立保育園の役割とは?を課題に「保育の“質”を考えるシンポジウム」を企画しました。

 狛江の保育の未来を左右する、全市民的なテーマだろうと考えます。保育園保護者の方々はもちろん、多くの市民の皆様のご参加をお待ちしています。

パネリストのご紹介

保育園民営化の状況と問題点について

 福川須美さん(駒沢短期大学教授)

地域の保育拠点としての市立保育園について

 矢野ゆたかさん(前・狛江市)

公立保育園民営化へのとりくみの経験から

 木村宏子さん(世田谷区立保育園の元園長)

 

 各パネリストからお話いただいたあと、ご出席の皆様での意見交換の時間をとる予定です。ぜひご意見をお出しください。

 

連絡先       狛江市猪方3-25-37 東京土建狛江支部会館内

こまえ社会保障推進協議会(こまえ社保協)

電話 03−3480−9761(担当=牧岡)