寄稿本紙前号(8月号)に問題提起やわたしの意見として、周東三和子さんから「狛江にも保健所を!」の文章を寄稿いただきました。

これに応える形で、三島端子さんから以下の文章が届きましたので、ご本人のご了解をいただいて全文を掲載します。ぜひお読みください。(字体、構成など一部変更させていただきました。)


周東三和子さんの「狛江にも保健所を!」の問題提起について
三島 端子
豊かな狛江をつくる市民の会 御中
2020年8月5日
三島 端子

「豊かな狛江」第241号「狛江にも保健所を!」(周東三和子氏)の寄稿を読みました。保健所の復活は是非とも実施する必要があると改めて思いました。

平成7年に狛江保健相談所廃止されると聞き、反対運動を実施したときの要望書が記録に残っていますのでお送りします。

丁度、障害者団体連絡協議会が発足したところでしたので、いわゆる「障団連」が中心になって街頭署名を集めたり、都庁に要望に行きました。各会派を訪問して要望内容の協力を求めました。

思いは届かず、狛江保健相談所は廃止、保健相談所の建物を市へ委譲となりました。

平成7年、その当時は調布保健所は残ることになりました。

今回のコロナ感染拡大に必要な対応が出来なくなっているのは、保健衛生活動の最前線がどんどん撤退させられている歴史があることは周東氏の原稿を読んではっきりわかります。


資料

東京都知事 鈴木俊一殿

地域保健サービスの充実に関する要望書

平成7年2月16日

狛江市身体障害者福祉協会会長 福島達夫
狛江市手をつなぐ親の会会長 本吉米子
こまえ精神障害者家族会代表幹事 山下保子
狛江難病患者と家族の会会長 原 正敏
虹の会代表 内藤 聰
麻の会代表 義野潤子
事務局 ワーク・インたまがわ 三島端子

1、 狛江保健相談所をぜひ存続してください。

2、 狛江保健相談所で行われている地域保健サービスをより充実してください。

3、 何時でも相談できる体制を組んでください。

4、 一人の保健婦の担当地域が広がらないようお願いします。現状を見ますとむしろ増員が必要と考えています。

5、 狛江市の地域で難病、痴呆、知的障害、身体障害、精神障害者等にたいし緊急支援体制の強化をしてください。

6、 今後とも医療保険の援助を必要とする市民団体への支援をお願いします。

*紹介議員に須田都議会議員になって頂き請願書を議会に提出

1を削除後、採択

何度も都庁衛生局に要望、都議会会派回りをしました。厚生委員会傍聴、議会傍聴等の結果、調布保健所が残ることになりました。サービス低下はしない、保健相談所の建物を市に委譲(3割/現状)など

*狛江市よりさつき会へ助成金・・・以後継続


  寄稿のページ