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事務局長のジジ日誌(201210月末〜11)

事務局長 絹山達也

 

 

 原稿不足解消のための「自衛策」というわけではありませんが、勝手ながらわたしの文章の連載を再開させてもらいます。豊かな会に関係することが中心ですが、たまには()外れることもあると思います。大目に見てください。

 

 

1030日午前、みんなの広場で会報『豊かな狛江』11月号の製本・仕分け作業を梅木さん・須貝さん・林さんと4人でおこないました。11時過ぎには終了。配布担当者へのお届けの分担をおこない、だいぶ冷たくなった曇り空のもと、それぞれ自転車で出発しました。

 

 

1031日午前、《平和憲法を広めるこまえ連絡会》《こまえ九条の会》合同

でのニュースレター等の発送準備作業へ。

9時30分集合でしたが、わたしが中央公民館に着いたのは10時過ぎ(すみま

せん)。すでに10人ほどの皆さんが作業を進めていました。わたしも割り込んで作業開始。

11時過ぎには600通を超える封筒の住所別仕分けまで終了しました。

 

 

1031日午後5時から、エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める市議会陳情署名の第1次集約をみんなの広場でおこないました。《エコルマホール利用者の会》代表の奥村さんなど8人ほどが、それぞれ集約した署名簿を持ち寄り、合計1,346筆となりました。目標としていた1千を超え、皆さん手応えを感じていたと思います。

 明日午後、市議会と写しを市長に提出するためのコピーが大変でしたが、1時間ほどで作業は終わりました。

 署名運動ご協力いただいた皆さん、ご苦労様でした。1113日の最終集約に向け、さらなるとりくみを、と決意するわたしです。

 

 

11月4日の日曜日、市役所前広場で開催された「楽市」の中で、《こまえ派遣村》のリサイクル品バザーをおこないました。

先月とは打って変って、雲ひとつない晴天。お年寄りが中心でしたが、お客さんも多く、おかげで約3万円弱の売上がありました。朝8時からの物品搬送、設営、「売り子」、午後3時前からの片付け、売れ残った物品の搬送が終わったのは3時半頃でした。合わせて、当事者4人・支援者4人が参加しました。

 

11月5日()午後、エコルマホール6階で開催された「市長と語る会」の第3回目に参加

 約30人の参加。《狛江財政研究会》関係者が数人以上。本紙読者は数人以下。市議も5人ほど参加していたが、「議員お方は発言をご遠慮ください」などとやられていました。

 開会の5分ほど前に到着。会場には『狛江市の歌 水と緑のまち』のメロディーが流され、「あれっ」と思っていたら、高橋市長が「皆さんで歌いましょう」と言い起立。思わず、わたしも立ち上がって斉唱に加わりました。『水と緑のまち』はわたしも好きでよく歌うのですが、この場面は卒業式の「君が代」強制を連想させ、気持ち悪さがありました。市の主催・共催する事業での「日の丸」掲揚を言い出した高橋市長は、『狛江市の歌 水と緑のまち』の斉唱をセットにしようとしているようです。

 さて「市長と語る会」のテーマは「基本計画改定について」で全4回。前日の日曜日の午前と午後に続く3回目でした。

まず高橋市長が約40分ほど話しました。その内容は、第1回目(野川地域センター)に参加し、早速メールで報告をくださったMさんがまとめてくれていまので、その文章をお借りします。

市長選で公約した次の4点を説明し、そのうえで本日のテーマである「後期基本計画の骨A3版両面)子」(A3版両面)について説明しました。

1,水道道路の安全対策、水道局跡地の公園化

2,財政が硬直化しているので健全化を図る。そのために臨時財政対策債を無制限に借りることはしない

3,近隣の自治体との「広域的な協力」を計り、ムダな施設は作らなくても良くする。その手始めに防災訓練を一緒にやった

4,決算が毎年不承認になるような状態は異常で、職員の意欲を阻害する。それを改善するため議会との関係を円滑にする。

というものであった。

そして、「4」を除き、この公約実現には現行の基本計画は不充分であるので、市民参加・協働を土台にして改定する、年内をメドに素案を作り、説明会・パブコメを経て策定する、旨を述べて、内容説明に入りました。

 

その詳しい内容は別途検討したいと思いますが、10年計画の基本計画がまだ3年度目だというのに、今急いで来年度からの7年間を「後期」などと無理押しして「改定」する必要性は伝わってきません。ただ「政権交代」を印象付けるためだと言えます。

 

 市長の説明後、参加者と質疑応答になりましたが、人数的には高橋市政を評価あるいは期待する発言が多かったと思います。簡潔にその内容を報告します。

(敬称は略します。)

 

(絹山・東和泉)

◇改定への市民参加。現行基本計画では35人が参加した市民分科会で1年近く検討した。同程度、あるいはそれ以上の市民参加をおこなうべき。急ぐ必要はない。

◇9月補正予算での臨時財政対策債1億円削減の問題。市長は臨財債について「永続的に政府が面倒を見るとは考えられない」と発言したが、総務省も全国市長会など地方団体の見解とも違う。1億円の基金積み立てをやめて、国に返したことは市民利益に反するのではないか。

(高橋市長)

◇皆さんと一緒にいいものにしていきたい。(はぐらかされた。)

◇野党(たぶん市議会のこと)の人は、他のことでは政府を批判するが、この臨財債については政府を信用している。信じられるかをつめていくべきだ。基金積み立ても、金利が安い時代に特になるかはわからない。この問題は別の形で問いかけていきたい(詳細不明)

 

(遠藤・和泉本町)

◇国保税の値上げが心配。どうするつもりか?

(高橋市長)

◇前任市長から、引き上げるしかないという引継ぎを受けたが、その前にやれることを検討していきたい。

 

(?男性・和泉本町)

◇高齢者を考えれば、新図書館は市役所の近くがいい。千代田区では区役所と一緒。図書館は民間委託している。モデルにしてほしい。

◇水道通りの問題。矢野市長時代に「道路を語る会」に出席したが、その後の進展がない。狛江通りのJA上和泉支店の先の歩道が狭く危険だったが、ようやく工費が始まった。市長が変わったからか?(何人かの笑い声)

(高橋市長)

◇旧四小への三中移転はできなくなった。公共施設再編は今月中に確定するので、それまで待ってほしい。

 

(小尾・和泉本町)

◇臨財債について前の企画財政部長に確認したら、満額を発行しなくても可能額の全額を国が補填してくれるとことだったが、どうか?

◇現行基本計画策定の市民分科会に参加したが、市民がまとめた内容とまったく関係ないものに決まってしまった。しかも半年間も説明がなかった。そんなに市民参加があってつくったものではない。

(高橋市長)

◇発行しないものまでは無理と思うが、確認したい。

◇特定の市民だけの参加はいかがなものか。

 

(樋口・東野川)

◇公募市民が多すぎないか。もっと市議会議員を利用すべきだ。

◇職員の人数をどう考えるか?

◇審議会の学識経験者の報酬額が高すぎないか。

(高橋市長)

◇職員数が多いのかなぁとも思う。ほんとに多いのか、精査したい。

◇報酬額ついて、学識経験者の人数を含めて検討したい。

 

(新川?・和泉本町)

◇狛江の子供の尿からセシウムが検出された。給食食材も含めて放射能測定を強化してほしい。

(高橋市長)

◇今までにない測定方法を考える。第4回定例市議会に提案したい。

 

(小林・東野川)

◇高橋市長の「身の丈にあった」との主張に感銘した。今までに市政はサービスを受ける市民の立場に立っており、税金を払う市民の立場に立っていなかった。

◇東洋経済の住み良いまちの全国ランキングでは、狛江は150位にも入っていない。

◇市民参加が怖くなった。うまく利用されているのではないか。市民アンケートなど、いくらでも操作できる。参加のあり方の検討に大賛成。

◇審議会の委員報酬のランク付けは疑問。改善を。

(高橋市長)

◇住み良いかどうか、人によって分かれる。住宅都市である狛江では安心が大きいのでは。

◇偏りのない市民参加、どなたの意見も平等に聴く市政を進めたい。

◇審議会委員の報酬は、来年度予算の編成の中で考えていきたい。

 

(アイダ?・駒井町)

◇多少改善されたが、こまバスの空席が多い。ルートの検討が必要。(以下、不明)

(高橋市長)

◇バス停新設には、近隣住民の同意がいる。(以下、不明)

 

(ナガオ・西野川)

◇こまバス検証委員会に参加した。小尾さん、小林さんもそうだと思うが、わたしも利用された、コケにされた。市長は検証委員会の議事録を読んだか?

(高橋市長)

◇読んで検討の素材にしたい。

 

 その後、3人が発言しましたが、市長とやりとりにはなっていませんので省略します。予定時間を前に3時40分頃に終了となりました。

 

 

11月9日、《こまえ九条の会》の「九の日行動」の日。この日は平日なので午後5時30分〜6時30分、狛江駅前での署名活動と12月1日の「秋の学習会」のビラ配りをしました。

風邪気味のわたしは、しっかりと股引をはき、真冬用の防寒衣を着て参加しました。確か7人の参加。継続に意義あり!

 

 

◎同じ11月9日午後、宇都宮けんじさんが都知事選への立候補表明記者会見

記者会見に参加したSさんが「九の日行動」に合流し、14日の「東京を変えるキックオフ集会」のビラを持ってきてくました。何人かの方と「狛江でも頑張らなくては」などと話し合いました。

 

 

1111()は市民まつり。曇りで若干肌寒い一日でしたが、天気は午後3時前まで何とかもって良かったです。午後1時〜2時、一小校庭出口と本町通りの街路で、エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名活動をやりました。人出が多いので反応も良く、約10人で122(現場に持ち込んでくれた分も含む)の署名を集めることができました。

 署名活動後、わたしは一小校庭へ。石巻の物産を、石森・企画財政部長を初め市職員が販売しており、残品も少なくなっていましたが、「ほたて味噌」と「ほや味噌」を買い、反対側の南会津物産店で福島のお酒2本も買いました。晩酌が楽しみ。

 

 

1113日は月例の拡大世話人会でした。いつものように、豊かな会の暫定事務所を置いている、わたしのお店=“みんなの広場”が会場です。

 16人が参加。定期総会に決定された活動方針の具体化、そして都知事選で《人にやさしい東京をつくる会》から立候補を表明した宇都宮けんじさんを推薦し、狛江から幅広い市民が結集する応援団体を形成して都政を変えるためにたたかうことを確認しました。

 その他、定期総会で決定された活動方針の具体化について相談しました。

またこの日、エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める市議会陳情署名の第2次集約をおこないました。426筆の署名が集まり、提出済みとの合計は1,772筆になりました。明日(14)午前、《エコルマホール利用者の会》代表の奥村さんなどが市議会、そしてコピーを市長あてに提出する予定です。

 

 

1114日夜、「宇都宮けんじさんとともに人にやさしい東京を! 東京を変えるキックオフ集会」へ。

 これ以降、「宇都宮けんじさんを応援する狛江の会」の立ち上げ、活動開始。忙しい毎日となり、日誌は書けませんでした、ご容赦を。