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豊かな会 第168号(5月号)の挨拶

(編集担当 絹山達也)

 今年も早や5月。この前、総会&新春のつどいをやったばかりだと思っていたのに、時間の経つのは早いものです。来年4月の市議選まで1年をきってしまいました。2年後は市長選挙です。気を引き締めて《豊かな会》運動を前に進めねば、と痛感します。

 それにしても安倍政権の暴走は止まりません。オバマ大統領との首脳会談で「お墨付」を得たとばかりに、集団的自衛権行使容認=憲法破壊に突き進もうとしています。日本という国を70年前の“戦争国家”に逆戻りさせる、時代錯誤の暴挙です。それはまた、地方自治、住民自治を破壊し、“戦争国家”を支え、住民を戦争協力に動員する下請け機関に自治体を変貌させる攻撃でもあり、“住民の命と生活を守る市民本位の市政”などもう吹っ飛んでしまいます。

 高橋市政による“住民の命と生活を守る市民本位の市政”からの後退に対抗する運動を、幅広い市民の皆さんと一緒になってつくりだすとともに、安倍政権の暴走にストップをかける市民運動の構築もまた《豊かな会》の大きな役割だと思います。

 未来の市民から「あの時、なぜ闘わなかったのよ」と言われないよう、今の時代を精一杯生き、かつ闘いぬきたいと思います。