年末総選挙での福祉切捨て・原発温存・改憲勢力の「圧勝」は、暗澹たる気分になりますが、6頁の資料にありますように、自民党の小選挙区での得票は前回比166万票減、得票率は43%なのに議席占有率は79%にもなりました。大政党本位に民意をゆがめる小選挙区制の欠陥を示しています。制約ばかりの公職選挙法の改正とともに、小選挙区制廃止の市民世論をつくりだしていくとりくみが求められています。

 明けた2013年には都議選・参院選が予定されており、脱原発・反改憲、市民・国民本位の政治を求めるわたし達にとって正念場の年となりそうです。

また、6月市長選挙で「痛恨の極み」の敗北を経験したわたし達・《豊かな会》は、10月の定期総会で、「今までの16年間から飛躍した運動の強化が不可欠となっています」として、「次回市長選に向けた活動の基本方針」を決定し、新たな挑戦を開始しました。しかし、突然の?選挙戦が入ったこともあり、これらの活動を推進していく態勢は残念ながらまだ確立できておりません。

 次回市長選挙で必ずや市民派市政の復活を勝ちとるため、

◇市民本位の市政の後退を許さない市民運動を推進します。

「市民派市政こまえ研究所(こまえ市政研)」を設置します。

◇市民の皆さんへの情報発信、広報活動を強化します。

◇市民参加、市民協働の場に積極的に参加します。

◇共産党市議団との連携を強化し、良心的市議との連携を追求します。

◇次回市長選に向け、市民派候補擁立のとりくみを進めます。◇会員の拡大、世話人会の強化にとりくます。

──総会で決定したこれらの活動方針を着実に前へ進めていく2013年にしたいと思います。読者の皆さんの合力を心から呼びかけさせていただきます。

         運営委員、大募集中!

 こまえ市政研を推進する運営委員会のメンバーを大募集しています。
ぜひあなたも!加わってください。ご連絡をお待ちしています。

新たなスタートの年です。 (2013)
今年もよろしくお願いいたします。