市民本位の市政をとり戻そう!

 

田中とも子さんが市長選

無所属で、出馬表明!

 

市民派市長で狛江市政立て直しを

7月2日(月)午前、市議会応接室で田中とも子さんの市長選「出馬」表明記者会見がおこなわれました。この記事を書いているのが7月1日なので、その様子をお伝えできませんが、田中とも子さんの決意文などをまず掲載します。

田中さんの「略歴」
● 山形県飽海郡松山町(現酒田市)生まれ
● 県立酒田西高校、國學院大學文学部文学科卒
● 1976年より2年間、府中の大國魂神社に巫女と 
して勤務。その後、防災関係の民間企業勤務を経 
て、1997年北多摩三区都議会議員1期4年、2007
年から狛江市議会議員3期11年。
● 市議会社会常任委員長、副議長、決算特別委員
会副委員長、都市計画審議会委員などを歴任。
● 趣味:映画鑑賞、読書
● 家族:夫と三女

立候補にあたって

田中とも子

「ともに支えつくる、狛江市政を」

 多くの市民が、狛江市への愛着と誇りをもって生活しています。しかし、今回の高橋前市長のセクシュアル・ハラスメント問題では、狛江市の名前がマイナスのイメージとともに全国に広く知られるところとなり、行政に対する市民の信頼も、狛江市民としての誇りも大きく失墜することとなってしまいました。

 

 私たちは、高橋前市長のセクハラ問題を議会で取り上げて以来、超党派の女性議員の皆さんや、多くの団体、市民の皆さんと力を合わせて、高橋前市長のセクハラ問題の真相解明と再発防止を求めて運動を進めてきました。こうした中で、高橋前市長は辞職に追い込まれましたが、自身のセクハラ行為については、最後まで認めず、市民と職員への謝罪がないままでした。大変残念です。

セクシュアル・ハラスメントは、個人の尊厳を踏みにじる社会的に許されない人権侵害です。本来、市職員のハラスメントの防止に努めなければならない市長が、セクハラ行為を行っていたことは、到底許されるものではありません。

 

今回の市長選挙はこうした事態を受けて行われる選挙であり、何よりもまず、市政への市民の信頼を取り戻す選挙です。

私、田中とも子は、この間、高橋前市長のセクハラ問題を受けて運動してきた方々と一緒に市長候補を検討してきましたが、これまでの与党としての経験や実績、組織のある共産党から市長候補を、との要請を受け、市長選挙に立候補することを決意し、6月26日に開かれた、「高橋前市長のセクハラ問題の幕引き許さず、真相解明と再発防止へ実行委員会」から推薦をいただくことになりました。

私は、1997年から都議1期、2007年から311年間、前半の5年間は矢野市政のもとで与党の一員として、後半の6年間は高橋市政のもとで市議として活動してきました。こうした様々な立場で活動してきた私だからこそ、現在の市政の状況を変えるために、出来ることがあるのではないか、と立候補を決意するに至りました。

 

私の市政に臨む基本的な考え方として、まず第一に、セクハラ・パワハラなど、すべてのハラスメントをなくし、すべての市民・職員の人権が守られ、安心して働き、住み続けられるまち・狛江を目指します。セクハラ・パワハラを生む根底には、差別や、他者に対する想像力の欠如、人権や尊厳を軽く見る風潮があると思います。今回の問題をきっかけに、狛江から、差別やハラスメントのないまちづくりを提案していきたいと思います。

第二に、今、格差や貧困が広がり、どの世代にとっても生きにくさが増しています。私は、地方自治体の本来の役割である、住民のいのちと暮らしを守る仕事を、市政の中心にすえて取り組んでいきたいと思います。子どもたちやお年寄り、障がい者、弱い立場に置かれている人など、誰もが大切にされ、市民の命と暮らしを守る市政のために頑張ります。

第三に、高橋前市長のもとで弱まっている情報公開や市民参加・協働の流れを取り戻し、市民自治、「市民が主人公」の市政を発展させていくために頑張ります。

私は、狛江市歌「水と緑のまち」が大好きです。特に最後の部分で、「ともに支えつくろう、ああ、我らが狛江」と謳っている部分に、狛江市民の思いが込められていると感じ、特に好きな部分です。

多くの市民が狛江に愛着をもっています。また、これまで多くの方々が「狛江を良くしたい」の思いで、いろいろな考え方の違いはあっても、話し合い、力を合わせて進んできたと思っています。

こうした「市民の力」に依拠して、「ともに支えつくろう、我らが狛江」に示された狛江の未来の姿に向かって、全力で頑張ります。