《公民館・図書館再生市民プロジェクト》が

新たな市議会陳情を提出  

《公民館・図書館再生市民プロジェクト》は5月21日、「狛江市民センター(中央公民館・中央図書館)実施設計の中止と、増築の検討を求める陳情」を市議会に提出しました。その全文を掲載します。

 この陳情は、6月17日(火)午前9時から開催される総務文教常任委員会で審査される予定です。ぜひ傍聴しましょう。

2014年5月21日

狛江市議会議長
石井 功 様         
公民館・図書館再生市民プロジェクト
         代表  平井 里美
  狛江市東野川3-15-4?906
                      

狛江市民センター(中央公民館・中央図書館)

実施設計の中止と、増築の検討を求める陳情

<陳情の趣旨>

2014 年4月21 日、教育委員会及び行政に対し「市民センターの増改築を市民と共に考え、実施設計(間取り変更など)の即時凍結をすることを求める要望書」を提出しましたが、教育委員会からの回答は「改修検討委員会等の手続きを通じて利用者や利用団体の意見は充分に聴取し、その聴取した意見を一定程度盛り込んだ基本設計も出来ていると判断している」とのことでした。

しかし、委員会の回答は真実ではなく、未だに公民館利用団体への説明会は行われていません。年1回行われる利用者懇談会の中で、その他の議題として公民館の改修についての説明がありましたが、5億円もの市税を使い、スペースを拡げずに改修のみを行う計画に賛同した団体はなく、利用団体からは実施設計の中止を求める声が多数を占めました。

5月15 日に当グループが企画した「公共建築の未来?リファイニング建築勉強会」の中で、今日のリファイニング建築技術では市民センターの増築が可能であるとの見通しが確かになりました。市民説明会では「建築基準法上増築は不可能」「専門家も増築は困難との見解」とのことでしたが、増築の可能性があると分かった以上、市民に公開のもと、コンペやプロポーザルを行い、増築の検討を求めます。