資料 「総がかり行動実行委員会」声明
 2015/9/19

 この間の国会行動などを主催してきた、幅広い共闘団体《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が9月19日に発した声明文を開催します。
《総がかり行動実行委員会》は9月24日に開催した、一応の閉め(?)となる国会正門前大集会(5千人参加)で、戦争法廃止を求める1千万を超える署名全国運動、毎月19日の国会正門前抗議行動などを行動提起しました。
《豊かな会》は、今後とも《総がかり行動実行委員会》が提起する諸行動に可能な限り全力で結集し、戦争法の廃止に向けてたたかいます。

声 明

 9月19日、政府・与党は強行採決に次ぐ強行採決を重ね、日本を海外で戦争する国にする憲法違反の戦争法を成立させた。私たちは満身の怒りを込めて抗議する。一内閣の恣意的な憲法解釈の180度の転換よる戦争法は、それ自体、違憲・無効であり、立憲主義の大原則を否定するもので、断じて認めることはできない。私たちは、戦争法のすみやかな廃止を実現するため全力を尽くし、戦争法の発動を許さない世論と運動を発展させる。
 「安倍の暴走」は同時に、沖縄での辺野古新基地建設や原発再稼働、教育の国家統制と歴史認識の歪曲、秘密保護法体制と個人情報の国家管理、消費税の引き上げとTPP、女性の人権軽視と労働者の使い捨てなど、あらゆる分野で進められている。私たちの運動は、まさにこれらと闘う人びととの共同・協力による「総がかり行動」でもある。
この一年余、「戦争法案絶対反対」「9条壊すな」の声は全国津々浦々にひろがり、老若男女がこぞって行動し手を結ぶ歴史的なうねりとなってきた。最高裁長官や内閣法制局長官の職にあった人びとをはじめ、学者、法律家、宗教者、芸能人などを含むあらゆる分野で「戦争法案廃案」の声が湧きあがり、大学生や高校生、若い母親たちの主体的な行動とも響きあい、違いを超えた広範な共同行動が生み出された。私たち「総がかり行動実行委員会」は、このような運動の発展に一定の役割を果たすことができたことを誇りに思う。
 この間、全国数千か所での人びとの行動を背景にして国会正門前を連日埋めつくし、国会を何度も包囲した人びとの波は、暴走する政府・与党に立ちふさがる巨大な壁となり、政府・与党を大きく揺さぶり、窮地に追い込んだ。この広範な人びとの声と行動こそが、民主・共産・社民・生活の連携を支え、野党の闘いを強めるという画期的な状況をつくりだした。ここに示された無数の人びとの意思と行動は、決してこれで終わることはない。このエネルギーは、必ず戦争法の発動にストップをかけ、戦争法を廃止する力となろう。私たちは、この人びとの力を信じ、希望として、前進する。
 全世界の人びとの生命のために、平和のために、憲法を生かすために。

2015年9月19日
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

 

資料 わたし達は賛同します!

戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会(8月15日現在、50音順)

賛同市民 133人

相笠仁/会田勇/天野玉代/石井暁子/飯塚日出子/石川和美/石川修義/石塚輝義/市原登志男/今村真治/内山操/梅木勝子/遠藤悟/大久保高子/大熊啓/岡田真琴/岡村しん/岡村透純/岡村誠/岡村由紀子/小俣三郎/小俣眞智子/貝沼玲子/笠井徳子/加藤高志/狩野洋子/菊地弘一/菊地伸子/菊池リカ/絹山達也/久慈正己/久保田ユキ子/黒田緑/桑野道夫/小池勲/合田和哉/小島嘉孝/後藤恵子/小林明子/小林孝雄/小林輝美/小林道弘/金光威和雄/金光桂子/近藤孝次/塩野昌一/重森孝子/周東三和子/秋藤陽子/庄司四郎/神宮寿夫/神宮玲子/須貝光典/菅原節雄/鈴木えつお/鈴木眞理子/鈴木好子/鈴木理佳雄/相馬里子/高久正子/髙津清武/髙津よし子/高野洋子/高橋けい子/高橋俊幸/高橋八代江/高橋廉/竹川都智/田澤忠男/田中智子/田辺昇/田辺良彦/田波和也/田村尚/塚野恵美子/寺尾浩次/寺尾安子/豊田敦子/仲美和/中島敏武/中塚弘子/中村慶子/中村剛/中村知/那須野国人/奈良憲子/新沼駿太/二階堂まり/西尾真人/西田キヨ子/西村あつ子/西村照子/根本美津子/野口信彦/畠山環/林健彦/原田一行/原田耕平/原田ともえ/原田朋子/原田葉子/日向正文/平子友幸/平野悟/広木克行/福傳潔/福西洋子/藤島勲/藤島幸子/藤巻みつ子/星勝/細谷明美/牧伸人/牧祐子/牧岡善隆/増田善信/松田しずく/松田祐加子/松本英男/三浦伸子/三井一浩/箕浦康子/宮坂良子/宗像勇/谷田部澄子/矢野裕/山川利春/山田栄子/山田勝春/山口充子/脇山詔世/脇山康男/和田哲子

 

賛同団体 17団体 

北多摩中央医療生協調布支部狛江班/共生のまち-狛江をめざす会/こまえ九条の会/こまえ社会保障推進協議会/狛江生活と健康を守る会/こまえ年金者の会/こまえ派遣村/狛江の放射能を測る会/狛江母親大会連絡会/社会民主党狛江総支部/新日本婦人の会狛江支部/調布狛江府中民主商工会/東京土建一般労働組合狛江支部/日本共産党狛江市委員会/日本共産党狛江市議団/平和憲法を広める狛江連絡会/豊かな狛江をつくる市民の会

資料 岩手日報Webサイトより

安保法廃止求める意書可決 岩手県議会

 

 県議会は24日、時会本会議を開き、19日にした安全保障関連法について、廃止を求める意書を賛成多数で可決した。同法が成した直後で、緊急を要するとして県議4人が共同で提案。全国都道府県議会議長会によると、24日までに本県以外で廃止を求める意書が可決されたとの報告はないという。

 意書は軽石義則(改革岩手)、斉藤信氏(共産党)、小西和子(社民党)、吉田敬子(無所属)の4氏が議員発議案として共同提案。田村誠議長(改革岩手)を除く47人で起採決し、賛成32人、反対15人で可決した。

 採決で賛成したのは民主党、生活の党所属議員らで構成する改革岩手15人、いわて県民クラブ5人、創成いわて5人、共産党3人、社民党2人、無所属2人。反対は自民クラブ13人、いわて県民クラブ1人、公明党1人だった。

 意書は「多数の憲法学者らが違憲と断じ、国民解が得られていない。憲法の根幹に関わる法が十分な審議をわず成したことは極めて遺憾だ」などと国に廃止を求める。(2015/09/25)

 

違憲の戦争法を廃止へ!

資料③ 《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》の行動提起
絹山

10月8日に開催された、《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が主催した「10・8戦争法廃止!安倍内閣退陣!総がかり行動集会」にわたしは参加できなかったため、「東京の杉原浩司」さんが作成してくれた報告文から、同実行委員会による行動提起部分を中心に転載します。

◎東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎/重複失礼]

10月8日夕方、東京・文京シビック大ホールで、総がかり行動実行委員会
( http://sogakari.com/ )の集会が行われました。満杯の約1750人が参加し、戦争法案に抗して行動してきた様々な人々からの発言がありました。あきらめ
るどころか、戦争法の廃止をめざす熱と志がしっかりと持続していることが鮮
明になりました。ぜひその内容を多くの方に共有してほしいと考え、メモなどをもとにしダイジェスト(文責:杉原)を作りましたので、ご参照ください。

<開会あいさつ>
◆高田健(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)(中略)
<講演>
◆熊岡路矢(NGO非戦ネット、日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問)
(中略)
<国会議員から>
◆福山哲郎(民主党)(中略)   ◆田村智子(共産党)(中略)
◆吉田忠智(社民党)(中略)
<連帯あいさつ>
◆佐藤学(安全保障関連法に反対する学者の会)(中略)
◆山岸良太(日弁連)(中略)
◆石川健治(立憲デモクラシーの会)(中略)
◆本間信和(SEALDs)(中略)   ◆内田雅敏(弁護士)(中略)
<総がかり実参加団体から>
◆菱山南帆子(9条壊すな!街宣チーム)(中略)
◆渡辺多嘉子(宗教者)(中略)
◆土井登美江(脱原発をめざす女たちの会)(中略)
◆前田能成(「秘密保護法」廃止へ!実行委員会)(中略)
◆木村辰彦(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)(中略)
◆俵義文(安倍の教育政策NOネット)(中略)
<行動提起>
◆福山真劫(戦争をさせない1000人委員会)
 「闘いの中で多くのものを得てきた。戦争法を廃止し、安倍政権を倒す希
望と可能性を獲得してきた。一方で反省点もある。60%の反対、80%の「今回で決めるべきではない」との層を大きく運動に巻き込めなかった。
 また、38%の非正規労働者などへの働きかけや地域へのきめ細かい展開が弱かった。今後の取り組みの基本的考え方は
(1)戦争法廃止、発動阻止の取り組み
(2)立憲主義、憲法擁護の取り組み
(3)沖縄、脱原発、人間の安全保障(格差、貧困)を視野に入れての取り組み(4)戦争法廃案で奮闘した野党との連携強化
(5)諸団体、市民との連携した取り組みの強化、その他。
具体的取り組みは、
(1)総がかり実の組織強化と運動の継続・拡大
(2)毎月19日行動(10月19日18時30分 国会正門前集会、11月19日18
時30分 日比谷野音か国会周辺集会)
(3)戦争法施行・具体化に対応した集会・抗議行動
(4)違憲訴訟支援
(5)一大署名運動(5・3集会をめざし、2000万筆以上を目標に統一した請願署名運動)
(6)沖縄、脱原発、人間の安全保障(格差、貧困など)を視野に連携
(7)統一憲法記念日集会(2016年5月3日、有明防災公園で)
(8)参議院選挙に向け、野党との連携強化・支援、その他。

高知の自由民権記念館にある植木枝盛の言葉「未来がその胸中にあるもの、これを青年と言う」を紹介したい。ともに頑張ろう。

※当日は近藤昭一(民主)、神本美恵子(民主)、鈴木克昌(民主)、小宮山泰(民主)の各議員も参加。