第26回定期総会
成功裏に開催!


市民派市政復活へ!
活動方針を決定

市民派市議候補5人の推薦も

 

1122日の土曜日午後2時から、東京土建一般労働組合狛江支部会館の会議室をお借りして、第26回定期総会を開催しました。

総会には約40人の会員の皆さんが参加し、終了予定時間を30分以上超えて熱心な議論が交わされました。本号では、決定された活動方針などを中心に掲載します。

 

議長に西尾さんを選出し、総会が始まりました。

 

 定刻きっちり開会。早速、総会議長に西尾真人さんを選出し、26回定期総会がスタートしました。

 開会あいさつは、共同代表(4名)のお一人・増田善信さん。この間の高橋市政が、4期16年の矢野市民派市政が市民とともに築き上げてきた、市民本位の市政を後退させていることを具体例に触れて指摘し、なんとしても市民派市政を取り戻そう、と呼びかけました。そして、市長選の前哨戦と言える4月市議選、また憲法破壊、戦争国家への道を暴走する安倍政権を打倒するため総選挙

に全力で闘おう、と締めくくりました。

 

こまえ社保協・岡村会長から来賓あいさつ

 

来賓あいさつを狛江社会保障推進協議会(こまえ社保協)この岡村誠会長からいただきました。その要旨は次のとおりです。

 

ご紹介いただきました岡村です。

こまえ社保協は豊かな狛江をつくる市民の会をはじめ、皆様方の参加を得て昨年91日に発足し、12か月が経過しました。

この間、年金引き下げ阻止の不服審査請求運動を行い、狛江の保育園2園の民営化問題では、保護者や市民と「子どもの視点から考える取り組み」として2回の集会を行いました。また、特別養護老人ホーム(第2正吉苑)が資材高騰などを理由に建設を一時辞退した問題では緊急に市への聞き取りを行い、粘り強く相手と話し合いを続けるように激励しました。これはとりあえず解決しました。更に、集団的自衛権の行使容認に解釈を変更することに反対する陳情の取り組みなどを行ってきました。

おとといの1120日には消費税引き上げを1年半後に強行しようとするなどの自公政権に反対し、安倍政権打倒の室内集会と提灯デモを、雨の中でしたが実施し、市役所横まで行進しました。こうしたことを1年余りで取り組んできたのです。

 

社保協の今後の運動ですが、74項目にわたる各団体の要求をまとめ市に提出しており、その具体的な話し合いを持つことを市に約束させています。1つでも2つでも、少しでも多く、実現できるように取り組みます。

また先日、75歳以上の医療費を無料にした日の出町の取り組みを学ぶ学習会を行いましたが、狛江市でも具体化できないかと検討中です。

たった1年少しの間に、これだけのことがやれたのも皆様方の甚大なる協力、援助とともに、市民の強い要求があったからだと思います。社保協の発足が待たれていたと感じています。

 

さて、豊かな会と社保協の関係について、少し考えてみました。

豊かな会は狛江市に市民派市政をつくることを通して市民要求を実現しようとする組織ではないでしょうか。登録団体として政治的にも活動できる認められた組織です。

他方、社保協は社会保障に関する要求実現の先頭に立つとともに、各市民団体の要求をまとめる結集軸としての役割も持っています。   こうした社保協にとって、豊かな会の市政に対する緻密な分析と問題提起は、私たちがさまざまな課題に素早く対応できる源となっています。社保協の掲げる要求を実現するためには政治を変えることが最も近道ですし、社保協は豊かな会を頼りにしています。

しかし、また、豊かな会も社保協を通して市民を豊かな会に結集していくことが可能だと思います。運動は多様であるほど広がります。両者の緩やかな連携は、市政奪還に向けて大きな運動を作り出せる可能性を持っていると思うのです。

社保協は、参加している各団体が独自に取り組む問題や社保協が係ったほうが良い問題、また、大きくまとめていったほうが良い問題をその都度整理し、狛江の市民生活が豊かになるように、今後とも精一杯取り組みます。

 

最後になりますが、豊かな狛江を作る市民の会が今後さらに大きく発展し、2年後の市長選挙では市民派市長が奪還できることを願いまして、また、私どもも全力を挙げることを申し上げまして挨拶といたします。

総会おめでとうございます。

 

事務局長が活動経過報告を提案

 

議事に入りました。まずは、この間の豊かな会の活動報告と総括についてです。第1号議案の「活動経過報告」を絹山事務局長が提案しました。その全文を以下に掲載します。

 

1号議案 活動経過報告

 

前回市長選・市議補選後の20121013日に開催した第24回定期総会で決定した活動方針「次回市長選に向けた活動の基本方針 市民派市政復活を勝ちとろう!」に基づき、この間の《豊かな会》活動を進めてきました。

この活動方針の中の主な項目に沿って、前回総会(本年2月11日、新春のつどいと同日開催)以降、約10ヶ月の活動を中心に経過報告します。ゴシック字体の部分は「基本方針」の文章です。

 

市民本位市政の後退を許さず、市民派市政の復活に向けた市民運動の展開

 

4期16年の矢野市民派市政が、市民の皆さんに支えられ、市民の皆さんとともに進めてきた、@清潔公正で市民に開かれた市政、参加と協働、市民が主人公の市政、A命と暮らしを守る市民生活優先の市政、B市民要望の実現と財政確立を両立させて進める民主的な行財政運営、つまりは市民本位の狛江市政の方向性を堅持すること。市民本位の市政を後退させる動きには、広範な市民の皆さんと一緒になってひとつひとつ反撃し、潰していくこと。そして、市長選の公約である「新・6つのビジョン」、つまり市民の願いを実現できるように全力を尽くすこと。このことがわたし達《豊かな会》の使命と言えます。その使命をどこまで前進させることができるか、そこで市民派狛江市政を復活できるどうかの帰趨が決します。

 

市民本位の市政の後退を許さない市民運動を推進します

 

現在、進められている、エコルマホールの舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名運動など、市民本位の市政を求める市民運動・市民活動に積極的に参加し、その活性化に協力していきます。

 

■エコルマホールの舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名運動

《エコルマホール利用者の会》(代表=奥村喜代子さん。残念!昨年4月にお亡くなりになりました。)が進めた、舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名運動に《豊かな会》も積極的に参加しました。累計で2,151筆の署名を集めることができ、市議会議長に、そして写しを市長あてに提出しました。

 高橋市長は、20121127日から開会された第4回定例市議会に提出した補正予算案の中に、1,121万2千円の改修費を計上し、遂に修繕が実現しました。

 

■こまえ社会保障推進協議会(こまえ社保協)の運動への参加

 こまえ社会保障推進協議会(こまえ社保協)が昨年9月、設立されたことは、狛江の市民運動にとって大きな成果です。

 こまえ社保協が進めてきた、発足以来の主なとりくみを列記します。

2013

91日(日)こまえ社保協設立総会 42人が参加、各呼びかけ団体からの発言、駒澤短期大学教授・福川須美さんによる「保育園の民営化を考える」記念講演などを受けた後、規約案、役員人事案、運動方針案が承認され「こまえ社保協」が発足

918日(水)総会の総括、役員の確認、今後の活動として参加団体の交流から始めることを確認

1023日(水)年金不服審査請求運動を年金者の会と共同して取り組むことなどを確認

1116日(土)年金引き下げ反対学習会(こまえ年金者の会と共催)。23人の参加

1121日(木)こまえの保育園2園の民営化問題を考えるシンポジウムを行うことを決定

125日、1216日、19日の3回の保育園シンポチィーム会議を行いシンポの内容を検討、各保育園門前、アイトピアセンター前(幼児検診時)などで宣伝

1216日(月)、116日(木)年金不服審査請求の取り組み、「保育の質を考えるシンポ」等で討議

2014

131日(月)厚生労働省前での「年金不服審査請求運動・請求書提出行動」に参加

21日(土)「保育の質を考えるシンポジウム」を実施。パネラーに福川須美(駒澤短期大学教授)、矢野ゆたか(前狛江市長)、木村宏子(世田谷区立保育園元園長)の3氏、38人の参加

217日(月)引き続き保育園問題を深めるシンポを行うことを検討。生活保護での再審査請求などで交流

312日(水)狛江市の新予算、和泉保育園保護者からの質問・要望への狛江市の回答などについて交流。

315日、413日、516日、保育園シンポチィーム会議を行い2回目のシンポの内容を検討。

416日(水)「保育の質を考える第2回勉強会」を525日に行うことを決定。予算要求での対市交渉の必要性を討議

514日(水)生活保護の再不服申請、保育園民営化の問題、第3特養ホーム(第2狛江正吉苑)の問題について討議

515日(木)狛江市議会に「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更に反対する意見書」に係る陳情書を提出

523日(金)狛江市に対し「私立保育園『民営化』問題をめぐり市民に対する説明責任をきちんと果たし、市民合意獲得を実施前提とするよう求める要望書」を提出。

新設特別養護老人ホーム(仮称)第2狛江正吉苑の運営法人が狛江市からの土地購入及び建設を辞退した経緯と取り組み内容について市から説明を受けた。

525日(日)「保育の質を考える第2回勉強会」を木村宏子さんを再度お迎えし、講演、質疑応答を行った。該当保育園の保護者を含め26人の参加

617日(火)狛江市より保育園民営化問題に関する5/23要望書に対して、「今後も個別に(注:社保協から)お話を伺いたい」「市としては説明責任を果たし一定の合意は得られていると考えている」「今後も、保護者様へは丁寧な説明に努めていきます」等とする回答書が届いた。

    狛江市議会総務文教常任委員会で「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更に反対する意見書」(社保協提出)が審議され継続審議になった。

618日(水)調布社保協会長の任海さんを招いて調布の対市交渉を学習

622日(日)子ども子育て支援新制度において狛江市が定める各基準案に対するパブリックコメント市民説明会に2名が参加し、後日、メールで意見を提出

723日(水)保育園の民営化問題(7/1運営法人の募集開始)を交流。各団体に呼びかけ93日に予算要求共同運動交流会を行うことを決定。総会は104日と決定

725日(金)狛江市議会総務文教委員会で「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更に反対する意見書」(社保協提出)が賛成多数で採択された。(共産、民主、社民が賛成、自民、公明が反対)

815日(金)社保協や市民の上げた意見に応えて市は広報狛江と狛江市のホームページで、小規模保育園B型や事業所内保育における保育士割合を1/2以上としていたのを「6割以上に変更する」、放課後児童健全育成事業の支援員について、有資格者1人を除いて補助員で代えることができるとしていたのを「現状を下回らない(注:現状は有資格者2名)を基準に明記する」等と内容を変更させることができた。(意見に対する回答は全体で12項目。社保協提出はその内7項目)

827日(水)各団体からの要望・要求の集め方、93日の交流会の持ち方や社保協総会の持ち方などを議論

92日(火)狛江市議会本会議で「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更に反対する意見書」(社保協提出)が賛成・反対同数、議長反対で否決された。(共産、民主、社民、生活ネ、山田議員が賛成、自民、公明、辻村議員が反対)

93日(水)予算要求共同運動交流会で各団体の要求内容を交流。98日に7団体(社保協はまとめ役)が要求書を提出することを確認した。

98日(月)市民の切実な要望・願いを来年度狛江市予算に反映させるため、社保協がまとめ役となって7団体(こまえ派遣村、調布狛江民主商工会、新日本婦人の会狛江支部、東京土建一般労働組合狛江支部、こまえ年金者の会、生活と健康を守る会狛江支部、北多摩中央医療生協狛江班)が60項目にのぼる要求書を提出した。また、所管部局への直接要望趣旨の説明、所管部の見解を聞く場の設定を要請した。

10月4日(金)午前10時から、東京土建狛江支部会館会議室において第2回総会が開催され、36人が参加して今後活動方針などを決定しました。 

 

■狛江市民センタ床を野に入れた改検討を求める市議会陳情とその後の市民運動への参加

公民館・図書館の充実を願う市民が結成した《公民館・図書館再生市民プロジェクト》が、昨年12月の定例市議会での採択をめざしている陳情は、最終日の本会議で全会一致可決・採択されました。

集まった署名は、わずか1ヶ月の期間で4千を超え、市民の関心の高さを示しています。《豊かな会》も積極的に署名運動に参加しました。

 その後の《公民館・図書館再生市民プロジェクト》を初めとした市民の運動により、当初改修計画にストップをかけ、市側に「これからの市民センターを市民と一緒に考えていく」、「改修だけでなく、増築も視野に入れて検討する」ことを約束させ、今後の検討方法の協議が続いています。

 

■集団的自衛権行使容認など憲法破壊、戦争国家化に抗する闘い

《こまえ九条の会》《平和憲法を広める狛江連絡会》などの皆さんとともに駆けつけました。また、《こまえ九条の会》が絶やすことなく続けている、狛江駅前での「九の日行動」(9日、19)にも協力しています。

○解釈で憲法9条を壊すな!4・8大集会&デモ

  日比谷野外音楽堂 全体「5,000人」 狛江から30人近く

 ○5・3憲法集会&銀座パレード2014

  日比谷野外音楽堂 狛江から20人以上、東京土建狛江支部も20人くらい

 ○「閣議決定」で戦争する国にするな!6・17大集会

  日比谷野外音楽堂

 ○戦争させない・9条壊すな!9・4総がかり行動

  日比谷野外音楽堂 狛江から20人以上

○戦争させない・9条壊すな!11・11総がかり国会包囲行動

  国会正門前行動に参加 約10

 

仮称「市民派市政こまえ研究所(こまえ市政研)」を設置します

 

△《豊かな会》の付属団体として仮称「市民派市政こまえ研究所(こまえ市政研)」を設置します。

△運営委員会を世話人数人(市議である世話人を含む)、会員有志により組織し、「こまえ市政研」の運営全般をつかさどります。所長は事務局長が兼務します。

△矢野ゆたかさん、田辺良彦さんに「こまえ市政研」顧問への就任を要請します。

△「こまえ市政研」は、《豊かな会》全体の支えを受けて、以下のとりくみ・活動を推進します。

  @市政の動向を検証・分析し、随時にレポートを作成して世話人会に提出します。

  A市長選の公約である「新・6つのビジョン」の実現に向けた研究を進め、成果を世話人会にレポート提出します。

  B上記レポートを受けての運動展開等は、世話人会全体の責任で進めます。

C定期的(月1回、第4火曜日)に、会員・支持者を対象にした仮称「市政まなび塾」を開催します。

  D市民団体が市内各地域で開催する「市政出前懇談会」に全力で協力します。

  E「外部講師」を招いた学習会も必要の都度、開催します。

 

 この活動方針を受け、昨年2月に第1回運営委員会を開催して以下の項目を確認し、スタートを切りました。

■運営委員会の構成メンバー

 ・顧問 矢野さん、田辺さん

 ・所長 絹山さん

 ・委員 西尾さん、周東さん、小俣さん、田中さん、須貝さん、日向さん、脇山さん

■運営委員会の開催定例日は、第2火曜日午後7時〜、会場はみんなの広場とする。

行政情報などの把握を分担・協力して進める。「これぞ」という情報は、運営

委員会メンバーで共有化する。メールで流す。

■「市政まなび塾」を以下のように開催してきました。

○第1回 20132月19日 「新年後予算案のここが問題だ!」

 ○第2回 2013年4月9日 「どうする?危険な水道道路」、

 第3回 2013年6月11日 「保育の今とこれから」

○第4回 2014年2月18日 「高橋市長の新年度予算案を斬る」

○第5回 2014年6月10日 「和泉多摩川緑地の都立公園化問題」

○第6回 20141014日 「狛江市個人情報保護条例の問題点」

○第7回 20141115日 「税金の滞納処分・差し押さえを考える」

 

市民の皆さんへの情報発信、広報活動を強化します

 

 今回開催した読者勉強会「財政状況を正確に見る―8月1日号広報紙記事を検証」の成果などをきちんと市民の皆さんに伝えていく必要があります。会財政との関係もありますが、積極的に情報発信、広報活動を進めます。

 △市民向け広報紙(ビラ、従来は『豊かな狛江』号外)を積極的に発行します。必要の都度、世話人会で担当チームを決め、作成にあたります。配布規模も世話人会で決定します。

△その第1号として、市財政問題、市民不在の基本計画見直しなど、高橋市政の反市民的動向を市民の皆さんに伝えていくため、ただちに発行準備に入ります。

 △ホームページ編集チームを再編・強化します。今までのメンバーは、須貝光典、日向正文、鈴木悦夫、絹山達也の4氏です。

 △正確な情報提供と会員拡大に向け、《豊かな会》に加盟する団体の会員を対象とした通信紙を新たに発行します。当面、季刊(年4回)をめざします。そのため、世話人会の中に担当チームを組織します。

 △月刊会報『豊かな狛江』の編集担当を複数のメンバーで担います。

△市民団体が市内各地域で開催する「市政出前懇談会」に全力で協力します。

 

市民向け広報紙については、タイトルを『市民ひと輝く狛江』として昨年3月に創刊。以降、今年9月に第5号まで発行してきました。商業新聞全紙(今年9月現在で19,950世帯)に折り込むとともに、加盟団体に配布してきました。  

1回あたり、印刷費を含めて約20万円の経費がかかりますが、市民の皆さんに正確な情報を伝えていくため、欠かせないとりくみとなっています。なお、編集作業の実務はこまえ市政研運営委員会が担当していますが、編集の基本的事項はその都度、世話人会に報告し、その承認を得て進めています。

 

《豊かな会》に加盟する団体の会員を対象とした通信紙を新たに発行や、市政出前懇談会については、残念ながらとりくみが進んでいません。

 

市民参加、市民協働の場に積極的に参加します

 

審議会等の公募市民、パブコメなどに積極的に参加し、4期16年の矢野市民

派市政が築き上げてきた市民参加と協働の後退に歯止めをかけるとともに、“市民力”をつけていくために全力をあげます。

△会員・支持者の皆さんによびかけ、実現していきます。

△その情報は会報『豊かな狛江』やホームページなどで伝えます。

 

 世話人の人を初めとして何人もの方々が、委員公募に応募して活躍しています。引き続きとりくみを強める必要があります。

 

共産党市議団との連携を強化し、良心的市議との連携を追求します

 

市民本位市政の後退を許さず、市民派狛江市政の復活をめざす志を同じくする共産党市議団との連携を強化します。また、課題により一致できる市議との関係を大切にし、連携を追求します。

△本会議のみならず委員会を含めて、議会の傍聴を会員・支持者の皆さんによびかけます。

 △議会情報を会報『豊かな狛江』やホームページなどで伝えます。

 

 共産党市議団からは、世話人会、こまえ市政研運営委員会にメンバーを派遣してもらい、情報の共有化、意見交換を進めています。

 市議会の傍聴活動については、なおいっそうの努力が必要となっています。

 

次回市長選に向け、市民派候補擁立のとりくみを進めます。

 

次回市長選挙に向けて、16年前の市民派市長候補公募運動も参考にし、《豊

かな会》全体はもちろん、最大限幅広い市民の皆さんと一緒になった候補者擁立運動を考える必要があります。

 当面、世話人会の中に担当チームを組織して検討を進め、次回の総会に具体的な提案を提出します。

 

 残念ですが、今回総会に具体的提案を提出できる段階に至っていません。来年秋に開催予定の次回総会に向け、世話人会でのとりくみを強化します。

 

矢野ゆたか前市長から特別報告を受けました

 

「狛江の市民派市政の到達点」をテーマに、矢野さんから特別報告を受けました。約1時間、パワーポイントを使って、19967月7日の矢野市民派市長誕生を実現させた市民の力、矢野市政が市民の皆さんと一緒に築き上げてきた市民本位の市政について、時にはユーモアを交えて熱く語ってくれました。

その内容は、本紙次号でお伝えしたいと思います。

 

「2015年度活動方針案」が提案されました

 

1号議案の「活動経過報告」を全体の拍手で承認した後、絹山事務局長が第2号議案「2015年度活動方針案」提案しました。以下、その全文を掲載します。

 

第2号議案 2015年度活動方針案

 

市民本位市政の後退を許さず、市民派市政の復活に向けた市民運動の展開

 

201210月の第24回定期総会で決定した活動方針「次回市長選に向けた活動の基本方針 市民派市政復活を勝ちとろう!」に基づき、《豊かな会》の活動を引続き進めいきます。

 さらに、次のとりくみを進めます。

 

来年4月の市議会議員選挙について

 

市議選では、連携して活動を進めている共産党市議団の議席確保、市民派議員の議席獲得に向けて世話人会を軸にとりくみます。

第4号議案のとおり、本総会で市民派候補の推薦を提案します。

 

次回市長選に向けた、市民派候補獲得のとりくみ

 

 来年秋の次回総会に向け、市民派市長候補公募運動の展開を含めて、世話人会を軸に全力でとりくみます。

 4月市議選後速やかに、支持政党の相違や保守・革新などの区分けを超え、市民に冷たい高橋市政の転換を願う市民が最大限幅広く参加できる形で、市民派市長候補公募運動を形成します。

 

《豊かな会》運動の強化

 

《豊かな会》に結集いただいている個人・団体の皆さんが、自らが担っている要求運動やとりくみを精一杯、活き活きと展開していただき、市民への影響力、市民からの信頼をいっそう広げていただくことが第一だと考えます。

そうした基盤に支えられて《豊かな会》は、広範な市民運動・市民活動との連携を追求し、市民福祉切捨て市政との対抗・反撃、市民派市政の復活に的を絞った市民運動を全力で進めていかなくてはなりません。

 

会員の拡大にとりくみます。

 

組織拡大運動は、世話人会全体、《豊かな会》総体でとりくみます。

 

《豊かな会》青年部=「狛っこ」運動を強化します

 

△「狛っこ」から、世話人として重国毅さんを派遣してもらっています。

 △「狛っこ」の自主的な活動を支援します。

 

世話人会の態勢について

 

△現時点の世話人は下記のとおりです。

△新たに世話人を引き受けてくれる会員が出てきた場合など、世話人会の決定で追加任命できるよう本総会で確認してください。

 △拡大世話人会の定例日は、従来どおり第2火曜日とします。午後7時〜「み

んなの広場」です。拡大版ですので、会員の方はどなたでも出席して意見などを述べることができます。

世話人会の態勢

(以下、割愛)

「2015年予算案が提案されました

 

 続いて、若見会計が第3号議案「2015年度予算案」を提案しました。その内容は、次のとおりです。

 

第3号議案 収支報告と2015年度予算案

 

2013年度(暦年)の収支報告は前総会提出済みです。2014年度分は執行中のため、次回総会に提出します。

2015年度予算案

収入の部

項       目

金    額

前年度より繰越金予定

   2,500,000

団体会費(9団体)

      90,000

個人会費(180名) 現在172人

     540,000

事業費

           

合計

3,130,000

支出の部

項       目

金    額

会員通信、印刷・発送

     120,000

事務所費

     340,000

組織活動費

     100,000

宣伝活動費

   1,000,000

備品、消耗品費

     100,000

次年度繰越金

   1,000,000

予備費

     570,000

合計

   3,130,000

 

団体会員  共生のまちー狛江をめざす会

      東京土建一般労働組合狛江支部

      調布狛江地区労連

      都教組狛江地区協議会

      日本共産党調布狛江府中地区委員会

      新日本婦人の会狛江支部

      生活と健康を守る会狛江支部

      調布狛江民主商工会

      年金者組合狛江支部

市議選 5人の市民派候補の推薦を提案

 

絹山事務局長が第4号議案「4月市議選、市民派候補の推薦について案」を提案しました。その全文を掲載します。

 

第4号議案

4月市議選、市民派候補の推薦について案

 

2014年2月11日に開催した25回定期総会で決定した活動方針では、

議員定数の削減の動きがあります。《豊かな会》は、市民本位の市政の後退を許さず、市民参加・協働の市政をさらに前に進めていくため、議員定数削減に反対します。

市議選では、連携して活動を進めている共産党市議団の議席確保、市民派議員の議席獲得に向けて世話人会を軸にとりくみ、今秋開催予定の次回総会に具体的方針案を提案します。

──と確認しました。

 

この間、世話人会において、上記活動方針に基づき、4月市議選に向けた具体的とりくみについて論議を重ねてきました。

1021日に開催した定例世話人会で以下の文書を確認するとともに、この基本的方向に同意を表明した立候補予定者を市民派候補として推薦決定するよう、本総会に提案することを確認しました。

 

狛江市議会議員選挙にあたって、市民派候補の推薦について

2014年10月21日

豊かな狛江をつくる市民の会世話人会

 

私達・豊かな狛江をつくる市民の会(以下、豊かな会)は、4期16年の矢野市民派市政が、市民の皆さんに支えられ、市民の皆さんとともに切り開いてきた、@清潔公正で市民に開かれた市政、参加と協働、市民が主人公の市政、A命と暮らしを守る市民生活優先の市政、B市民要望の実現と財政確立を両立させて進める民主的な行財政運営、つまりは市民本位の狛江市政の復活、さらなる前進に向けて活動しています。次回市長選挙(任期満了であれば2016年6月)において市民派市長を復活させることが私達・豊かな会の任務です。

第1期矢野市政の時に経験した、反対派議員による「不信任決議」をちらつかせた、市民派市政前進への妨害を繰り返させないため、議員定数の四分の一を上回る、つまり6名以上の市民派議員獲得は、市民本位の狛江市政の復活、さらなる前進のために不可欠と言えます。

その意味で市長選挙の前哨戦となる2015年4月市議会議員選挙にあたって豊かな会は、以下の基本的方向に同意してくれる立候補予定者を市民派候補と位置づけ、その当選に向けて全力でとりくみます。

 

△市民本位の狛江市政の復活、さらなる前進のために活動する豊かな会の活動に賛同し、入会する。

△広範な市民の皆さんと手を携えて、以下の市民要望に応える、市民本位の狛江市政の実現を目指す。

 ・憲法を守り、くらしに活かす市政。

・市民と共に悩み、考え、行動する市政。

・特定の階層やグループ、あるいは一党一派にかたよらず、市民の生活と生産と労働を擁護し、市民全体の福祉を追求する市政。

・“まち”の主人公が市民であることをふまえ、あらゆる市政領域で“市民参加”を大胆に広げる。中央集権に反対し、地方自治を守り育て、住民自治に基礎づけられた市政。

・利権や特権を排除し、ガラス張りで隠しごとのない、市民全体の理解と合意を前提とした、そして計画的な展開を進める市政。

・市役所職員が、市民に奉仕する専門家としての主体性と誇りをもって、そして市民と手を携えて効率的に行政執行にあたる市政。

・平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界の実現に努める市政。

・開発優先から市民生活優先への転換、自然と共存する“まちづくり”を、市民の合意と納得、市民参加によって進める市政。

・子供達の一人ひとりが大切にされ、共に育ち合っていく学校、保育園、地域をつくりだしていく。おとしよりが心から「狛江に住んでいてよかった」と言え、「ハンディ」をもった市民が安心してくらせる、市民福祉第一、共に生き合う“まちづくり”を推進する市政。

・人間性を奪い去るあらゆる差別に反対し、社会矛盾の下で弱い立場に追いやられている市民のために「頼りになる市政」。

・大震災・原発事故を受けて、実践的防災・減災対策を確立し、原発に頼らない地域社会をめざす市政。

 

その後、事務局長が共産党市議団の5氏に《豊かな会》の意向を伝えました。全員から今日までに、この基本的方向に同意するとの意思表明がありましたので、《豊かな会》は以下の立候補予定者を市民派候補と位置づけ、その当選に向けて全力でとりくみます。

鈴木えつお 氏

田中とも子 氏

西村あつ子 氏

宮坂 良子 氏 

岡村 しん 氏 

 

 なお今後、《豊かな会》の基本的方向に同意する立候補予定者がさらに現れた場合は、世話人会の権限で市民派候補として推薦決定し、《豊かな会》はその当選に向けて全力でとりくむこととします。

 

質疑・討論後、全議案を原案どおり可決

 

 質疑・討論に入りました。以下、出された意見・提起の要旨をお伝えします。

 

◇総会に参加してよかった。《豊かな会》は広範な市民運動・市民活動との連携を追求するという方針を堅持してほしい。

狛江市ごみ半減推進審議会での論議の紹介。プラスチックごみの焼却の問題。

◇税の滞納整理の問題。苦しい生活の中、払う努力をしているのに、市行政は容赦のない態度である。

◇市民センター改修問題。《公民館・図書館再生市民プロジェクト》を初めとした市民の運動により、当初改修計画にストップをかけ、市側に「これからの市民センターを市民と一緒に考えていく」、「改修だけでなく、増築も視野に入れて検討する」ことを約束させたことは大きな成果だ。さらに多くの市民に参加してもらい、ワークショップを成功させよう。

◇2年後の市長選を必ず勝っていくという気迫が必要。その前哨戦である市議選に5人しか推薦候補がいないというのは大いに不満である。

◇市議選。税金滞納や政治資金関係書類の偽造(死去した母親の署名)をおこなってきたM議員が当選するようでは、狛江市民の意識が問われてしまう。

 

これらの質疑・討論を経て採決がおこなわれ、第2号議案「2015年度活動方針案」、第3号議案「2015年度予算案」、第4号議案「4月市議選、市民派候補の推薦について案」は、いずれも全体の拍手で可決されました。

 

5人の市民派市議候補からの決意表明

 

市民派市議候補として推薦決定されたばかりの鈴木えつおさん、田中とも子 さん、西村あつ子さん、宮坂良子さん、岡村しんさんがそろって登壇し、それぞれ力強い決意意表明をおこないました。

 

総選挙勝利に向け、総会アピールを採択

 本紙1頁に掲載した総会アピール案を林健彦さんが朗読し、提案しました。文句なし、全体の拍手で採択しました。

 

◎市民(ひと)輝くまち─狛江の未来へつなぐ

市民派市政の復活、さらなる前進に向けて

 

 午後4時半、予定されていた議事は終了。西尾議長の退任あいさつ後、全員が立ち上がり、総選挙・市議選・市長選の勝利に向けて、元気一杯「団結ガンバロー」を三唱しました。