《豊かな会 2020年度活動方針が確定
5月23日に予定していた定期総会がコロナ禍の影響で開催されなかったため、それに代えて、会報『豊かな狛江』5月号案文を掲載し、紙上での“総会”を実施しました。
これに向けて5月20日までに会員から寄せられた意見をもとに、5月25日の定例世話人会で検討し、「活動方針」を決定しました。
検討の結果2点が修正され、そのほかは原案通り可決されました。
1点は字句修正です。
◎広範な市民運動・市民活動との連携 の中の2つ目の項目の一部を次のように修正します。(傍点部分)
◇そうした基盤に支えられて《豊かな会》は、広範な市民運動・市民活動との連携を追求し、市民福祉切り捨て市政との対抗、反撃だけでなく積極的な提案などで市民派市政の復活に的を絞った市民運動を全力で進めていきます。
もう1点は追加修正です。
◎広範な市民運動・市民活動との連携 項目に以下の文言を追加します。
◇狛江市議会に、「狛江市気候非常事態宣言」を採択させ、気候変動対策が充実する市政を目指す市民の取り組みに協力します。
このほかに寄せられた意見の概要は次の通りです。
・都知事選、都議補選については早く候補者を選定してほしい。
・松原市政をどうみるかについて皆さんで意見交換する必要がある。
・事務局長の交代について真摯に検討すべきである。
・《豊かな会》がなくとも“市民本位の狛江市政”実現に向けた市長選挙を闘うことが可能な情勢になってきているので、《豊かな会》を解散する。
以下、決定された2020年度活動方針の全部全文を掲載します。
下線を引いたとろが修正部分です。
《豊かな会》2020年度活動方針
◎これから《豊かな会》をどうする?
1996年に起ち上げた《豊かな会》は、政治家個人の後援会のようなものではなく、“市民本位の狛江市政”をつくりだすための市民団体という位置づけでした。したがって、矢野市長誕生後も当然市民派市政「応援団」として頑張りましたが、矢野市政の運営に“市民本位の狛江市政”の基本方向(後掲)に違背することがあった場合には反対したこともあります。
2012年市長選挙での矢野市長の引退、その「後継者」として田辺候補を擁立して確認団体として闘ったのも、また2016年に平井候補を応援して闘ったのも、2018年田中候補して応援して闘ったのも、そして2019年4月の市議選で8名の市民派候補を推薦・応援して闘ったのも、“市民本位の狛江市政”をつくりだすためであり、《豊かな会》の役割はもう終わったとは言えません。しかし一方で、《豊かな会》の活動経過を振り返ってみると、「選挙が終われば寝てしまう」と指摘される実態側面があったことは否めません。
政治団体としての存続の可否を含めた、《豊かな会》の今後の方向性については、引き続き今年2020年秋に開催する次回定期総会で結論を出すことをめざして論議・検討を継続します。
◎市民本位の狛江市政の後退を許さず、市民派市政の復活に向けて《小さな声を聞く狛江》など、広範な団体などと連帯します。
◎広範な市民運動・市民活動との連携
◇《豊かな会》に結集いただいている個人・団体の皆さんが、自らが担っている要求運動やとりくみを精一杯、活き活きと展開していただき、市民への影響力、市民からの信頼をいっそう広げていただくことが第一だと考えます。
◇そうした基盤に支えられて《豊かな会》は、広範な市民運動・市民活動との連携を追求し、市民福祉切捨て市政との対抗・反撃だけでなく積極的な提案などで、市民派市政の復活に的を絞った市民運動を全力で進めていきます。
◇引き続き、《こまえ社会保障推進協議会》運動に積極的に参加していきます。
◇元公民館職員・岩崎安男さん雇止め裁判を支援します。
◇狛江市議会に、「狛江市気候非常事態宣言」を採択させ、気候変動対策が充実する市政を目指す市民の取り組みに協力します。
◎7月都知事選についてどうする?
◇4年前の都知事選を省みましょう。以下の文章は、本紙・会報第194号(2016年8月号)からの抜粋です。参考にしてください。
■今度こそ!市民本位の都政実現を!都知事選いよいよ31日に投・開票
《豊かな狛江をつくる市民の会》は、狛江の市民本位の市政の後退を許さず、市民派市政の復活を実現すためには、都政の変革が重要であるとの判断のもと、過去2回の都知事選挙で宇都宮けんじさんを推薦するとともに、幅広い市民が結集できる応援団体、「宇都宮けんじさんを応援する狛江の会」を形成してたたかいました。
今回、野党4党が鳥越俊太郎さんを統一候補として擁立したのを受け、宇都宮けんじさんは告示日前日の7月13日、「大局的な観点から考え、今回の選挙戦からは撤退」という「さらに運動を前進させるための苦渋の決断」をされました。まさに“英断”であると思います。
鳥越俊太郎さんを擁立した野党4党は、宇都宮けんじさんの“英断”に報いる義務があり、鳥越市民派知事誕生に向け、政党としての役割をキチンと果たさなくはなりません。
◇現時点では選挙情勢がはっきりしませんが、市民と野党の統一候補が実現し、「私たちが考える“市民本位の狛江市政”の基本方向」と政策的に一致できるが立候補者が決まれば、世話人会での検討を経て、前回都知事選挙のとりくみを基本に、幅広い市民が結集できる狛江の応援団体に参加し、都知事選にとりくみます。
◎都議補選へのとりくみについて
◇2017年7月に執行された都議選へのとりくみを簡単に振り返ってみましょう。
以下の文章は、本紙・会報第194号(2017年8月号)からの抜粋です。参考にしてください。
■市民派候補・いび匡利さん 見事!当選を勝ちとる!
都議選、安倍政権に痛打。
豊かな狛江をつくる市民の会も推薦・支援
7月2日投・開票がおこなわれた都議会議員選挙(北多摩第三区=調布市・狛江市、定数3名)、わたし達《豊かな会》が市民本位の狛江市政の実現、安倍政権の暴走政治ストップという“切なるねがい”実現のため、市民派候補として推薦・支援しました、いび匡利さん(日本共産党公認)は見事!当選を果たしました。
自民党現職2期目の候補(改憲・右翼団体《日本会議》の地方組織加入)を646票上回る16,974票を獲得して第3位での当選でした。
いび匡利さんの連日昼夜にわたる奮闘に敬意を表し、心からお祝い申し上げます。公認して全力でたたかった日本共産党関係の皆さん、ご苦労様でした。そして、《豊かな会》会員、ご支持いただいている皆さん、わたし達の支援が少しは役だったと確信します。お疲れ様、ありがとうございました。
◇今回は、いび都議の残念至極な辞職にともなう補欠都議選ですので定数は1名です。
現時点では選挙情勢がはっきりしませんが、市民と野党の統一候補が実現し、「私たちが考える“市民本位の狛江市政”の基本方向」と政策的に一致できる立候補者が決まれば、世話人会での検討を経て、前回都議選のとりくみを基本に、幅広い市民が結集できる狛江の応援団体に参加し、補欠都議選挙にとりくみます。
具体的方針は、世話人会で検討・決定します。
◎9条改憲阻止、安倍政権打倒のたたかい
◇《戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会》に結集し、「安倍9条改憲N0!改憲発議に反対する全国緊急署名」などに全力でとりくみます。
◇《戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会》が参加する《市民連合“ちょこみな”@東京22区》運動を通して、次の総選挙においては、安倍政権打倒のため、東京22区における“市民と野党の統一候補”を追求します。
◎《豊かな会》の組織態勢立て直しを追求
◇基本的には、現在の世話人は、全員引き続き引き受けていただきたい。
◇加盟9団体(予算案の頁に掲載)から1名以上派遣していただいている世話人の選任は、各団体の責任でお願いしています。今般は、日本共産党地区委員会からは、井樋委員長と大久保高子さんのお二人を世話人に派遣していただけることになりました。
◇《豊かな会》の世代交代のためにも、新たな世話人の獲得に努めます。新たな世話人の任命権限を世話人会に委任します。2019年12月定例世話人会で前土肥保さん(《こまえ年金者の会》から派遣)を世話人に迎え、事務局次長に任命しました。
◇加盟団体ではなく、個人会員の方で「やってもいいよ」という方、ぜひ!世話人になってください。
◇世話人の役割分担は、現体制を基本に以下のとおりとしますが、世話人会での決定で補強・改革等をおこないます。
△共同代表 増田善信さん、矢野裕さん
※東京土建狛江支部からお一人をぜひ派遣していただきたいとぜひお願いしたします。
△事務局長 絹山達也さん
△事務局次長 前土肥保さん
△会計 若見洋子さん
△会報編集チーム 絹山達也さん、前土肥保さん、周東三和子さん、小俣三郎さんです。新メンバー大募集中!です。
△その他、必要なチームや担当者を世話人会での決定で任命(世話人以外の方にもぜひ参加してもらいたいのです)します。
◇定例世話人会は、毎月第4月曜日の午後7時~9時に開催しています。拡大版ですので、世話人以外の方もぜひ!おいでください。
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