特別寄稿

「気候危機にかかわる増田善信さんの寄稿文について」

稲浦駿介

  今年2月1日付け本誌への、増田善信さんの寄稿文「狛江市に『気候非常事態宣言』をさせる運動を立ち上げませんか」を拝読いたしました。私もまた、地球温暖化、気候危機をとても心配している一人なものですから、寄稿文で知ったNHKBSの番組「気候クライシス」の再放送を、早速、録画視聴いたしました。

 そうしましたら、寄稿文中、同番組の内容を紹介する部分に、実際の放映内容と食い違う箇所を見つけましたので、読者の皆様に正しい放映内容をお知らせしたいと思い、投稿させていただきました。

1.アフリカ

寄稿文=「干ばつと豪雨で158万人が犠牲になったアフリカのサヘル地方」

NHK=「アフリカでは南半球の歴史上最悪の暴風雨が襲い185万人以上が被災」(現場映像に「モザンビーク」の字幕)

2.カリフォルニア

寄稿文=「7800戸の民家にまで延焼した大火災」

NHK=「年間7800件以上の山火事が発生、炎は民家にまで広が」った。

3.グリーンランド

寄稿文=「1日に125トンもの氷が解けている」

NHK=「1日で125億トン、過去最大の量の氷が融解」

 単なるミスとは存じますが、小さな間違いが、増田さんの寄稿文や運動の信頼性を損なうことになってはいけないと思いまして、増田さんに賛同する立場から、あえて投稿させていただきました。

 

 最後に、増田さんが提案されている、気候危機を止めるための運動を、無力ながら私もお手伝いしようと思っています。子や孫に苦しみの世界を残さぬため、皆様のご賛同と応援を心から願っております。

 

 



 
  寄稿のページ