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「狛江の放射能を測る会」について

昨年311日の福島第一原発の大事故から、原発事故は起きること、起きれば莫大な放射能が大気に海にまき散らされ、未だに16万人もの方が故郷に帰れずに避難生活を余儀なくされ、被ばくにおびえ、生活に多大の困難をもたらすという大惨事になることを私たちは学びました。また、原発はウラン採掘での膨大な環境汚染、鉱山・原発作業員の被ばくを伴い、その廃棄物は幾世代にもわたる途方もない長期間の管理が必要なことも知りました。さらに日本は世界有数の地震国で、大津波は過去に幾度も経験しました。

そうしたことを知った今、原発に依存しない社会生活に切り替えること、それは無駄にエネルギーを使わず、過疎地に犠牲を強いることの無い地域分散的なシステムにすることであり、持続的で再生可能なエネルギー(太陽光や風力・小水力・地熱・波力・潮力・バイオマスなど)を採り入れて行くことだと考えています。

また、現に被害を受けている現状から被ばくの監視と治療方針、早期の生活回復と家屋・土壌等の除染ないし代替え措置が急務となっています。

こうした状況を踏まえ、狛江市に住む私たち有志は3台の簡易測定器PA-1000(堀場製)の利用を含め、以下のことを実施する予定です。関心のある方は気楽にご参加ください。

 ①狛江市内37カ所での月1回の継続的な放射能測定 15日に近い木曜日の午前中)
 ②市民の方の要望に応じた地点での計測(適宜)
 ③原発とその廃止に関連するあらゆる疑問の勉強会(討論と講演会など)  今月:531日(木)19時~21時 中央公民館第一会議室
  来月:628日(木)19時~21時 中央公民館第一会議室

2012/5/18 連絡先 西尾真人 ☎03-3480-7477