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事務局長のジジ日誌(2012年9月末〜10月)

事務局長 絹山達也

 原稿不足解消のための「自衛策」というわけではありませんが、勝手ながらわたしの文章の連載を再開させてもらいます。豊かな会に関係することが中心ですが、たまには()外れることもあると思います。大目に見てください。

◎9月25日午前、みんなの広場で会報『豊かな狛江』10月号の製本・仕分け作業を梅木さん・西尾さん・林さんと4人でおこないました。11時過ぎには終了。配布担当者へのお届けの分担をおこない、今にも雨粒が落ちてきそうな曇り空のもと、それぞれ自転車で出発しました。

◎9月25日夜は、《より良い狛江にする無党派市民の会》の例会がみんな

の広場で開催され、わたしも参加しました。この日の例会では、9月市議会に

おける高橋市長の所信表明や答弁内容などを検証するとともに、狛江市の財政

状況を正確に把握しようと、田辺良彦さんから報告を受けて勉強をしました。

 8月1日付け市広報に載った記事は、意図的に財政状況を悪く描き、福祉政

策など市民本位の市政を後退させる口実にしようとしていること。市民参加抜

きで基本計画見直しなど、かつての「取り巻き政治」への逆戻りさえ危惧される

こと。こうした動きを許さず、「狛江の宝」である市民本位の市政を守っていく

ため、市民の運動を広げていくことが不可欠であること。これらを確認し合っ

た例会だったと思います。

◎9月28日、調狛労連の定期大会。調布狛江地域労働組合総連合(福田藤夫議

)の第21回定期大会が、午後6時30分から布田の事務所で開催されました。

《豊かな会》からは、招請に応えて増田共同代表、田辺世話人、そして事務局

長のわたしが参加しました。

議事に入る前の時間をいただき、3名からそれぞれの言葉で、6月市長選・

市議補選支援への御礼、期待に応えられなかったお詫び、高橋市政の反市民的動向、市民派市政復活に向けた決意などを話させてもらいました。大きな拍手をいただき、おおいに励まされて会場をあとにしました。

10月1日は臨時世話人会でした。いつものように、豊かな会の暫定事務所を置いている、わたしのお店=“みんなの広場”が会場です。参加者は14人。

 午後7時から約2時間、次回市長選挙の候補者擁立のとりくみについて意見交換しました。

10月7日の日曜日、市役所前広場で開催された「楽市」の中で、《こまえ派遣村》のリサイクル品バザーをおこないました。

《こまえ派遣村》は、2年前の2010年6月、ホームレスの人達の支援活動を三多摩地域で進めていた《府中緊急派遣村》からの「狛江でも支援団体を」との呼びかけに応え、当初はわたしを含め3名でスタートしました。これまでに、多摩川河川敷での生活を余儀なくされていた方を中心に、9人の生活保護申請に同伴し、アパート入居を支援しました。市役所側は「アパート生活ができるかどうか観察する間、無料低額宿泊施設に入ってほしい」というのが当初の対応でした。「無料低額宿泊施設」とは、それまでわたしも知らなかったのですが、そのほとんどが「貧困ビジネス」と言われる、いわば生活保護費ピンはねのしくみです。

アパート入居を果たした9人の皆さん、高齢の人と心臓疾患のある人を除いて就労を実現しました。うちのお一人はすでに生活保護から「自立」しています。残念ながらお一人は、わたしらや担当ケースワーカーとのコミュニケーションもうまくとれずに行方知れずとなり、生活保護は廃止となりました。

この《こまえ派遣村》の活動資金にと、市民の皆さんから寄せられた物品を販売するバザーでした。この日は夜からの雨が昼頃まで残る、あいにくの天気でしたが、当事者4人・支援者4人が参加し、2万円弱の売上がありました。

10月9日、《こまえ九条の会》の「九の日行動」の日。この日は平日なので午後5時30分〜6時30分、狛江駅前での署名活動をおこないました。先月の9日は汗だくでしたが、今日は上着を羽織っての参加でした。

 署名活動に併せて、12日に開催される『ひろしま』上映会のビラも配りました。「在特会」(在日特権を許さない、などと称する排外主義、民族差別団体)を自称する若い女性がヤジを飛ばす場面もありましたが、映画『ひろしま』に関心を示してくれる若者もおりました。

10人の参加。継続に意義あり!

◎同じ10月9日は月例の拡大世話人会でした。いつものように、豊かな会の暫定事務所を置いている、わたしのお店=“みんなの広場”が会場です。

 13人が参加。定期総会に提案する議案の内容を中心に2時間半、熱心に話し合いました。

1012()映画『ひろしま』上映会でした。多くの本紙読者の皆さんもスタッフとして忙しく動き回っていました。

入場者数は昼の部が305人、夜が175人で計478人でした。

1013()午後、当会の定期総会。総会スローガンは「市民派狛江市政の

復活に向けて、豊かな会活動の飛躍的強化を!」でした。

1016()夜は、調布グリーンホールで「大熊啓うたごえ専従生活10周年まつり」へ。わたしのお店=“みんなの広場”で毎月第4水曜日に「みんなのうたごえ広場」を開催してもう40回、狛江駅南口の焼き鳥“ミートステーション”での「うたごえステーション」も19回と、狛江にうたごえを根づかせてきた若き(32歳!)リーダーです。アキラさんは、「身近な人をつないでいくことこそが『平和の力』の根拠ではないかと感じます」とインタビューに答えています。

 小ホールは満杯。“すみれ屋”のお弁当や“ミートステーション”の焼き鳥、ビールなども用意され、なごやかな集いとなりました。いい歌ばかりでしたが、特に大熊さんがソロで歌った河島英五の『人間の祖先』には涙がこぼれました。

 たくさんの本紙読者の皆さんも参加していました。これからの大熊さんの活躍に大きな期待を感じたのでは、と思います。

1021()午後4時半〜5時半、エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名活動に参加。わたしを含めて《エコルマホール利用者の会》の9人が集まりました。

 通る皆さんの関心は高く、1時間で70人の方から署名をいただきました。また、立ち止まって話を聞く人も多数ありました。

 署名の締め切りは1113()です。本紙にも折り込んでありますので、まだの方はぜひご協力ください。

1026日夜は、《より良い狛江にする無党派市民の会》の例会がみんなの広

場で開催され、わたしも参加しました。

 エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める市議会陳情署名の運動や、高橋市長が平和フェスタでの「日の丸」掲揚を共催条件として持ち出してきた問題など、当面する市政や狛江の課題について意見交換しました。

1027()午後4時〜5時、エコルマホール舞台照明用給電ケーブルの早期修繕を求める署名活動に参加。わたしを含めて《エコルマホール利用者の会》の7人が集まりました。

 エコルマホール利用の皆さんの関心は高く、1時間で60人を超える方から署名をいただきました。