市議会が全会一致採択!
耐震補強のみならず、 |
公民館・図書館の充実を願う市民が結成した《公民館・図書館再生市民プロジェクト》が、定例市議会での採択をめざしている陳情は、12月19日の最終日の本会議で全会一致可決・採択されました。
集まった署名は、わずか1ヶ月の期間で4千を超え、市民の関心の高さを示しています。署名へのご協力、ありがとうございました。
寄稿
公民館・図書館の充実を願う市民の声大きく!
市民センターの増改築の検討を求める請願に
賛同署名4,000を超える
12月市議会で全員一致で採択。
市は来年度予算で検討を!
山下春子
12月定例市議会最終日の12月19日、公民館・図書館再生市民プロジェクト(代表平井里美さん)から提出されていた「耐震補強のみならず、
ところが、2013年度予算で
社会教育施設の充実を望む声は多数寄せられており、24年度に行われた「第9回
そこで、再生プロジェクトでは、単なる耐震補強にとどめるのではなく、貴重な市税がより有効に、より拡充に向けて、活用されるようにと、上記陳情を市議会に提出、広く市民に陳情賛同署名を呼びかけました。
公民館を活動の拠点とする多くのサークルや団体、図書館利用者、公民館保育室活動グループなどを中心に署名活動が行われました。狛江駅頭でも「歌おう!話そう!みんなの狛江」狛江大好き100人スピーチが2回に渡って取り組まれ、同時に署名集めも行われました。11月に入ってからわずか1ヶ月の署名活動でしたが、3836名(提出分)も集まり、その後も署名が寄せられ、4,000名を超えました。この数は、市民の公民館・図書館の増築を含めた充実に対する要望がいかに強いかを表しています。
12月10日の総務文教委員会では、「増床を視野に入れた検討を求める陳情だから、その方向は認められる」「この陳情は採決してその上で議会としては具体的な検討を求めていけば良いのでは」などの意見が出され、全員一致で採択されました。また12月19日の本会議での採択では、日本共産党の岡村議員から賛成の立場からの意見として、「現市長が市民意見を聞くことなく新図書館計画を変更したが、蔵書数を増やせ、図書館・公民館のスペースが足りないなど市民要望は大きい。署名も4千を越えた。来年度予算のなかでこのことを真摯に検討するべき」との意見が出されたのち、全員一致で陳情が採択されました。
この耐震改修のときを逸せずに抜本的な増改築をしなければ、今後10年単位での建替えは難しいことが予想されます。
市長は、3億円の税金を使って多少のスペースの確保(現状はそれすらお寒い)でお茶を濁すのでは無く、市民の要望に応え、次世代に受け継げるような市民の声を取り入れた、使いやすい公民館・図書館の増築・充実を積極的に行うべきです。