安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合、通称「市民連合」は(中略)1月16日(金)、議員会館にて約1時間にわたり、「立憲野党と市民連合意見交換会が行われました。(中略) で、今回は約半年ぶりの開催となりました。
(中略)意見交換会には、野党から、立憲民主党・福山哲郎幹事長、辻元清美国対委員長、国民民主党・平野博文幹事長、小宮山泰子衆議院議員、日本共産党・小池晃書記局長、穀田恵二国対委員長、自由党・森裕子幹事長、日吉雄太国対委員長、社会民主党・吉川元幹事長、無所属の会・大串博志幹事長、広田一国対委員長が参加しました。なお、国民民主党からの参加は初めてのこととなります。
はじめに立憲民主党福山幹事長より挨拶がありました。「(中略)国会が大紛糾している最中に、前回の市民連合との意見交換会が行われました。半年が経った今、安倍政権は臨時国会で入管法改正を無理やり採決しようとしており、その体質は全く変わっていません。一方で、9月には沖縄県民の皆さんの力と、市民の皆さん、そして政党の皆さんの力の中で、玉城デニー知事が当選しました。安倍政権の体質が全く変わらず、民主主義を壊し続けているという状況の中で、今日このような形で集まれたことはとても意義が深いと思います。また、国民民主党の平野幹事長にお越しいただきました。我々としては歓迎させていただきたいと考えております。安倍政権を倒すために、来年の参院選に向けて、より具体的かつ建設的な意見交換をしていきたいと考えています。」
続いて安全保障関連法に反対する学者の会・広渡清吾より挨拶がありました。「前回の参院選では、野党と市民の努力により32全ての1人区で候補者の1本化が実現し、大きな成果をあげました。来年の参院選に向けて、この水準を後戻りしてはならないと強く思っています。(中略)」
さらに、立憲デモクラシーの会・山口二郎より安保法制の廃止、改憲阻止、さらに今の日本政治が直面するいくつかの重要な課題について、前回と同様に政策合意を何らかの形で結び、共通の旗印としていきたいといいう提起がありました。
その後、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民、無所属の会の各党・会派と、市民連合の各構成団体から、幅広く意見交換が行われ、参院選に向けて市民と野党の協力をさらに強く深めていくことが確認され、意見交換会は終了となりました。
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