沖縄県知事選支援カンパの要請

沖縄連帯！辺野古新基地建設阻止！

戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会が呼びかけ

最寄りの郵便局の振替用紙をお使いください

当会＝《豊かな会》も団体加盟している《戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会》は８月20日に開催した第24回全体相談会で話し合った結果、安倍９条改憲阻止、「亡国」自公政権打倒のため、そして何よりも辺野古新基地建設阻止のため、故翁長雄志知事の遺志を継ぎ、《辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議》が推薦・支援する候補者の必勝に向け、狛江からも可能か限り支援をすることを確認しました。

以下、情勢把握の参考になればと、『琉球新報』８月21日付け社説「知事選一騎打ちへ　正々堂々正面から論戦を」からの抜粋を編集者責任で掲載します。

　翁長雄志知事が８日に死去したことにより９月30日に実施される県知事選は、県政与党などが擁立する衆院議員・玉城デニー氏（58）と自民などが推す前宜野湾市長・佐喜真淳氏（54）による事実上の一騎打ちになる見通しとなった。（中略）今回の知事選は、現職の死去という沖縄で前例のない事態を受けて実施される超短期決戦だ。有権者は短い期間で判断を迫られるが、これからの沖縄の針路を大きく左右する極めて重要な選挙である。自身の生活に関わる選択の機会であることを認識し、候補者の訴えを注視したい。
（中略）知事選の最大の争点は前回と同様、辺野古新基地建設の是非となる。ただ、４年前と状況は異なる。辺野古沖の埋め立てに向けた護岸整備が進み、現場は緊迫している。政府は土砂投入を、県は埋め立て承認撤回を、どの時期に実行するか、互いの腹を探る神経戦を繰り広げている。
　新基地建設の根拠の一つとされてきた北朝鮮情勢も大きく変わった。翁長知事は埋め立て承認撤回を表明した会見で、朝鮮半島の非核化に向けた米朝対話が進んでいることを挙げ、20年以上も前に決定された建設計画を見直さず強引に推し進める政府の姿勢は「到底容認できない」と批判した。情勢の変化がどう影響するかも注目点だ。
　辺野古新基地問題について、玉城氏は建設阻止の姿勢だ。佐喜真氏は政策発表の段階で態度を明らかにするという。両候補は姿勢を鮮明にし、正面から堂々と論戦を戦わせてほしい。
　他にも県政の課題は山積している。第５次沖縄振興計画に当たる「21世紀ビジョン基本計画」は10年計画を折り返し、日本復帰50年以降の振興を見据えた議論が始まっている。沖縄の自立をどう展望するか、候補者の構想力が問われる。全国平均の２倍に上る子どもの貧困率や全国最悪水準の失業率、全国で最も割合が高い非正規労働者の問題も解決の道筋を示してほしい。基幹産業である観光の振興・発展や医療・福祉、教育への取り組みも注目される。
　今知事選は、革新系と一部保守系が組む勢力と、自民、公明などの勢力がぶつかり合う構図になる。
　沖縄の将来を担う、県政のかじ取り役を選ぶ選挙だ。有権者は候補者の政策を見比べ、論戦に耳を傾けてほしい。

８月20日の《戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会》全体相談会では、具体的に何ができるか？　様々な意見が出されました。

◇沖縄に行ける人はぜひ現地に行って応援してほしい、との意見。しかし、残念ながら当日の参加者の中からは、「わたしは行くぞ」との声はありませんでした。

◇沖縄在住のあなたのご友人・お知り合いがいらっしゃれば、ぜひお声かけを。

◇あなたのお知り合い中に、沖縄在住の知人・友人がいるという方は、ぜひその方を通して、支持を訴えてください。

◇そして支援カンパです。すでに政党・支持団体・市民団体などのルートで沖縄県知事選支援カンパに応じた方々は結構ですので、《戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会》の賛同団体、賛同市民を中心に、広く沖縄県知事選支援カンパを呼びかけることを確認しました。

いわゆる「保守・革新」の垣根を超え、オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念を求め、残念至極な急逝をした翁長雄志知事を子の４年間支え続けてきたのが《辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議》です。まずそのＨＰのトップページをご紹介します。

沖縄の基地問題について知ってほしい。

私たちは、オール沖縄会議です。

辺野古への新基地建設を止めたいー。
オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念を求めた「建白書」の精神を実現させるため、
2015年12月14日、「オール沖縄会議」は結成されました。
「オール沖縄会議」は多くの市民団体や政党、労働組合や経済界、個人に支えられています。
私たちは、本サイトをとおして、沖縄の基地問題について、正確な情報をわかりやすく発信していきます。

2016年5月14日

ここに言う「建白書」の内容を皆さん、覚えていると思いますよね。ぜひ再確認し合いたいと思います。

内閣総理大臣
　　安　倍　晋　三　殿

建 白 書

　我々は、2012年９月９日、日米両政府による垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの強行配備に対し、怒りを込めて抗議し、その撤回を求めるため、10万余の県民が結集して「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」を開催した。
　にもかかわらず、日米両政府は、沖縄県民の総意を踏みにじり、県民大会からわずかひと月も経たない10月１日、オスプレイを強行配備した。
　沖縄は、米軍基地の存在ゆえに幾多の基地被害をこうむり、1972年の復帰後だけでも、米軍人等の刑法犯罪件数が6,000件近くに上る。
　沖縄県民は、米軍による事件・事故、騒音被害が後を絶たない状況であることを機会あるごとに申し上げ、政府も熟知しているはずである。
　とくに米軍普天間基地は市街地の真ん中に居座り続け、県民の生命・財産を脅かしている世界一危険な飛行場であり、日米両政府もそのことを認識しているはずである。
　このような危険な飛行場に、開発段階から事故を繰り返し、多数にのぼる死者をだしている危険なオスプレイを配備することは、沖縄県民に対する「差別」以外なにものでもない。現に米本国やハワイにおいては、騒音に対する住民への考慮などにより訓練が中止されている。
　沖縄ではすでに、配備された10月から11月の２ヶ月間の県・市町村による監視において３００件超の安全確保違反が目視されている。日米合意は早くも破綻していると言わざるを得ない。
　その上、普天間基地に今年７月までに米軍計画による残り12機の配備を行い、さらには2014年から2016年にかけて米空軍嘉手納基地に特殊作戦用離着陸輸送機CV22オスプレイの配備が明らかになった。言語道断である。
　オスプレイが沖縄に配備された昨年は、いみじくも祖国日本に復帰して40年目という節目の年であった。古来琉球から息づく歴史、文化を継承しつつも、また私たちは日本の一員としてこの国の発展を共に願ってもきた。
　この復帰40年目の沖縄で、米軍はいまだ占領地でもあるかのごとく傍若無人に振る舞っている。国民主権国家日本のあり方が問われている。

　安倍晋三内閣総理大臣殿。
　沖縄の実情を今一度見つめて戴きたい。沖縄県民総意の米軍基地からの「負担軽減」を実行して戴きたい。
　
　以下、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会、沖縄県議会、沖縄県市町村関係４団体、市町村、市町村議会の連名において建白書を提出致します。
１．オスプレイの配備を直ちに撤回すること。及び今年７月までに配備され　　
　るとしている12機の配備を中止すること。また嘉手納基地への特殊作戦用　
　垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備計画を直ちに撤回すること。
２．米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること。

　この沖縄県民、そして“沖縄事態”を日本国民である自らの問題としてとらえる市民の「建白」の心を、「安倍晋三内閣総理大臣」は、この３年間に1秒たりとも「沖縄の実情を今一度見つめ」ようとしなかった、これが事実ではないでしょうか。

　そんな安倍「亡国」政権が沖縄県の自治を消滅させようとしています。「シンゾウ止まれ」を“沖縄”から全国に波及させるためにも、今回の知事選挙はわたし達・狛江市民は無関心ではいられない、重要な選挙だと思います。

《戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会》として、前記とりくみとともに沖縄県知事選支援カンパを呼びかけることを確認しました。可能な方はぜひ！ご協力ください。

　選挙戦告示が１３日です。９月１０日頃を目途に

最寄りの郵便局の振替用紙をお使いください

《戦争なんてイヤだ！狛江市民実行委員会》として郵便振替口座を開設していませんので、当会連絡担当＝絹山が管理している下記口座を沖縄県知事選支援カンパに利用することになりました。

◇口座番号　００１７０−１−１２５３０４

◇加入者名　自治情報センター

◎ご送金の方法

　最寄りの郵便局の各種用紙を置いている場、あるいはＡＴＭコーナーに青色の「払込取扱票」が置いてあります。

　この用紙に上記の口座番号　００１７０−１−１２５３０４、加入者名　自治情報センターを記入し、可能な金額を記したうえで、「通信欄」に「沖縄カンパ」と記入ください。振込料金（ＡＴＭ利用で80円）はご負担ください。

◎直接いただく場合

　当会連絡担当＝絹山が営んでいる小店＝みんなの広場でもお受けしています。お近くの方はおいでください。

　だだし、営業時間は１１時〜１８時、水・木曜日が定休日です。

■所在地　東和泉２−２０−１２　

えのき２番館１Ｆ　

みんなの広場内

　　　　　担当＝絹山

■《豊かな会》専用電話＆Fax　

０３−３４８０−６７９４