・みなさん、日本国憲法は、自国や他民族の多くの人々の生命を奪った悲惨な侵略戦争の反省の上に、二度と戦争を繰り返さことを、世界中の人々、後世の人々に誓ったものです。憲法9条は「国権の発動たる戦争と、国際紛争解決の手段としての武力行使は、これを永久に放棄する」と「恒久の平和」を謳っています。 この9条は、戦後70年、日本の平和を守るために大きな役割を果たして来ました。しかし、安倍は憲法の「恒久平和」の理念を「積極的平和主義」にすり替え、軍事的強化が戦争の「抑止力」になると信じ込んでいます。
憲法が掲げた「永久の平和」を僅か70年にして終わらせるわけにはいきません。
・戦争法案に反対する国民の運動は、今や大きく広がってきています。狛江でも「戦争はイヤだ!」のスローガンの下、戦争法案反対の市民デモが取り組まれ200名もの多くの人が参加しました。9月6日には3回目が予定されています。世論調査にでも安倍内閣への不支持が支持を上回るようになってきました。これは安倍政権が発足以来初めてのことです。
・今、参議院で審議されている戦争法案を廃案に追い込み、安倍政権が昨年7月の閣議決定で突破した「専守防衛」のラインにまで、引き戻そうではありませんか。
・最後になりますが、先日の朝日新聞「朝日歌壇」に掲載されていた一つの短
歌をもって結びの言葉とさせていただきます。
「永久とは70年なるかぐらつきし憲法9条祈るごと読む」(長野県、沓掛さん)
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