前回の定期総会は昨年11月10日(土)午後、東京土建一般労働組合狛江支部会館2階の会議室をお借りして開催しました。
発足して22年の《豊かな会》ですが、何度か重要課題で臨時総会を開催しましたので、総会としては実に32回目となりました。
主要なテーマは、
△7月市長選挙の振り返り
△これから《豊かな会》をどうするか?
△4・21狛江市議選へのとりくみ
──でした。
これからの《豊かな会》の部分について、前回の定期総会の論議を振り返ってみます。
絹山事務局長からは、
△7月市長選挙の振り返り、これからの《豊かな会》をどうするか、4月市議選へのとりくみを含めて、経過報告と今後の活動方針案を1本にして提案します。
△この間の拡大世話人会で論議してきた内容に沿って事務局長が担当して文章にしました。したがって、本来なら提案者側という立場になる世話人各位もぜひ異論・反論などドンドン発言して、討論に積極的に参加してほしいと思います。
──との発言があり、配布された「2018年度活動の振り返りと2019年度活動方針(案)」に基づいて、提案内容の説明がなされました。
そのうち、これからの《豊かな会》に関する分を以下、抜粋します。
△《豊かな会》にとっても“想定外の7月市長選”となりました。高橋都彦・前市長による“連続セクハラ事件”の発覚です。しかも、それが4年以上前からだったということは、高橋都彦という個人の「資質」だけの問題だけではなく、狛江市役所という職場(に限ったことではないでしょうが)の構造・システムにも重大な問題があったことは明かです。
△7月22日に投・開票された狛江市長選挙で、わたし達《豊かな会》も推薦し、全力で応援した、またとない市民派市長候補・田中とも子さんの当選、「狛江初の女性市長」を実現することができませんでした。
△《ともに狛江 市民の会》が発表した「狛江市長選挙の結果についての声明」にもありますように、この異常気象ともいえる連続猛暑日の中、法定ビラを一軒一軒お届けいただいた皆さん、熱中症も心配される中、田中とも子さんの駅前演説をお聞きにおいでいただいた皆さん、ご支援いただいたすべての市民の皆さん、そして全国から心を寄せてくださった皆さんからいただいたあたたかいご支援に心から感謝申し上げます。
△わたし達《豊かな会》も確認団体《ともに狛江 市民の会》に団体加入し、市民派市長候補として田中とも子さんを推薦し、全力で応援しましたが、残念ながら「狛江初の女性市長」を実現することができませんでした。
△7月市長選で《豊かな会》の会員・支持者の皆さんが大奮闘したと思いますが、それは加盟各団体や個人としての頑張りであり、《豊かな会》が一致団結して、組織的にかつてのような力量を発揮できたとは思えません。
毎月の世話人会の参加者は三分の一以下という低迷が続き、組織としては停滞状態の気がします。市民本位の狛江市政実現に向けて、次の市長選をたたかえる力量があるとはとても思えません。気が重い話でしょうが、それらを含めて、これから会をどうする?を話し合いたいと思います。
△1996年に起ち上げた《豊かな会》は、政治家個人の後援会のようなものではなく、“市民本位の狛江市政”をつくりだすための市民団体との位置づけでした。したがって、矢野市長誕生後も当然市民派市政「応援団」として頑張りましたが、“市民本位の狛江市政”の基本方向に違背する市政運営には反対したこともあります。
△2012年市長選挙での矢野市長の引退、その「後継者」として田辺候補を擁立して確認団体として闘ったのも、2016年に平井候補を応援して闘ったのも、そして今年7月、田中候補を応援して闘ったのも、“市民本位の狛江市政”をつくりだすためであり、《豊かな会》の役割はもう終わったとは言えません。
△しかし一方で、《豊かな会》の活動経過を振り返ってみると、「選挙が終われば寝てしまう」と指摘される実態側面があったことは否めません。
政治団体としての存続の可否を含めた、《豊かな会》の今後の方向性については、来年2019年秋に開催する次回定期総会で結論を出すことをめざして論議・検討を継続します。
このように、2019年秋に開催する次回定期総会で結論を出すことをめざして論議・検討を継続します、と定期総会で確認しました。
2月29日の定期総会で結論を出せるように、《豊かな会》をこのまま存続するの? あるいは解散するか?などについてについて、ぜひ皆さんのご意見・ご提起を持ち寄ってください。
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