こまえ社会保障推進協議会

第4回総会へのお誘い


◆日時 11月5日(土)午後1時半〜4時

◆会場 東京土建狛江支部会館 2階会議室

◆記念講演 篠崎次男さん

『医療介護をめぐる情勢と地域社保協の課題』

篠崎次男さんプロフィール

日本高齢期運動サポートセンター副理事長、元立命館大学客員教授、元日本生活協同組合連合会医療部会事務局長。介護保険、生活習慣病対策、社会保障運動等に関し、出版物多数

【連絡先】東京土建狛江支部 担当=牧岡
     電話 03−3480−0761

狛江で社会保障推進協議会(こまえ社保協)を設立して3年が経ちました。個人会員のほか、調布狛江府中民主商工会こまえ年金者の会新日本婦人の会狛江支部豊かな狛江をつくる市民の会NPO多摩川フレンズ、共生のまち─狛江をめざす会こまえ派遣村こまえ生活と健康を守会、北多摩中央医療生協調布支部狛江班、日本共産党狛江市議団、東京土建狛江支部の11団体が参加しています。

 この1年間のこまえ社保協の主な活動について、《こまえ年金者の会》の岡村誠さんが丁寧にまとめてくれましたので、ご本人のご承諾を得て掲載します。ぜひ参考にしてください。

こまえ社会障推進協議会の活動報告

こまえ社保協は2015117日に第3(2016年度)総会を開催し、919日に大多数の国民の反対運動を抑え込み強行可決された戦争法への怒りを結集して、「来年予定の狛江市長選挙・参議院選挙を社会保障・福祉拡充の転機にします」等の方針を決めた。

◆戦争法案阻止の取り組み

6/19「戦争なんてイヤだ!市民集会&デモ」を実施した。

集会・デモには200人近くが参加した。

7/202回「戦争なんてイヤだ!市民デモ」を実施。3時からの駅前でのアピールに続き、午後3時半からデモ。参加者は約200名だった。

8/9「戦争なんてイヤだ!狛江市民リレートーク」を狛江駅前で実施し18人が発言30人以上の参加だった。チラシ500枚以上を撒き「9/6市民デモ」への参加を訴えた。

8/30「総がかり国会行動」が行われ国会周辺から日比谷公園まで12万人が結集、全国1300か所以上で反対行動が行われた。狛江からも50人以上が参加した。

9/53回市民デモ前日に宣伝カーで宣伝した。賛成反対を含め様々な反応があった。

9/6第3回「戦争なんてイヤだ!市民デモ」は午前中だったにもかかわらず、220人が参加した。

9/17「戦争なんてイヤだ!市民実行委員会」で3回の市民デモを総括。新しい人たち、とりわけ若い人たちが多数参加したことに確信を持ち、「たとえ強行採決されても運動を継続させていこう」と意思統一した。

9/19未明「戦争法(安保法制)」が参院で自公等により強行採決された。9/1018まで連日数万の市民が国会を包囲し、国会前の車道も解放させた。狛江からも連日20人以上が参加した。

10/23平和憲法を広める狛江連絡会・こまえ九条の会主催の小林節さんを呼んでの「秋の学習会」が行われ150人以上が参加した。

11/23「戦争なんてイヤだ!市民実行委員会」は引き続き「憲法違反の戦争法を廃止させるまでこの会を存続させていく」、戦争させない!・9条壊すな!総がかり実行委員会が呼びかけた「平和安全保障関連法(戦争法)廃止」「憲法9条を守り生かす」2000万署名を5/3提出(4/25までに集約)を目標に取り組む(狛江12000人が目標)、第3火曜日の行動、19日の国会行動、9の日行動(九条の会に合流する)等に取り組む、1月末に狛江で集会を持つこと等を決定した。

12/25「戦争なんてイヤだ!市民実行委員会」は2月を「2000万署名集中期間」として全力で取り組む、具体的に9の日行動、16日の第3火曜日行動、14日、21日の総がかり行動(宣伝カーも活用した繁華街署名ツアー)、19日の国会行動等に取り組むことを決定した。また、全戸配布ビラ、「1.30狛江市民のつどい」を行うことも決めた。

1/30「戦争なんてイヤだ!狛江市民のつどい」では菱山菜帆子さん(国会前のシュプレッヒコールで頑張っている若者)の講演「戦争法と私・・どうして運動にかかわってきたのか」とDVD「九条を抱きしめて」の上映を行った。70人の参加があった。

2/14「総がかり署名行動」はあいにくの雨の中だったが50人以上が参加して、市内4か所のスーパー前などでキャラバン宣伝行動を行った。

2/212回総がかり署名行動は69人が市内各所で宣伝。チラシを撒き署名85人分を集めた。

3/5「戦争なんてイヤだ!市民実行委員会」は434日に戸別訪問集中取り組みを行うことを決定した。

3/9放射能を測る会主催の「おはなし喫茶」で「戦争はイヤだ!」の取り組みを報告・紹介した。

4/3訪問署名行動には20人が参加し402軒訪問した。

4/172回訪問署名行動は風雨が強く直前に中止した。

5/3憲法集会は5万人の参加。狛江からは約50人が参加した。

5/9市長選もあるが6月も行動しようと意思統一したが、選挙中はできなかった。

7/7この時点で署名は確認できただけでも8315(全体1350万人分)となった。狛江では引き続き署名を進めることを決定した。

◆対市予算要求行動の取り組み

7/2社保協第3回幹事会で「部門ごと」の内容、交渉の持ち方について検討した。共生のまち−狛江をめざす会が要求行動に加わることとなった。

 ・7/6去年より1団体多い9団体の要望書を市に提出した。

7/20担当部署別に各団体の要求項目を整理して市役所に提出。8月中に懇談の場を設定するように要求した。

8/27社保協事務局役員会。市からの回答があり9/14午前10時〜12時に市と交渉を行うことが決定した。

9/14市役所との交渉(懇談会)が行われ、市側18人、社保協側8団体10人が参加。2時間にわたり突っ込んだやり取りが行われた。

3/31市より「2015年度予算編成に関する各市民団体要望に対する回答」が文書で出された。

4/14幹事会で今年度の予算要求日程について協議した。

5/16昨年の結果を踏まえ5/26幹事会までに要求を出し合い6月に提出、7月に懇談を目指すことを決定した。教職員組合狛江地区協が加わることになった。

6/8来年度の予算要望書を団体代表4人で秘書課に提出した

8/6現在8月中の懇談をめざし調整中。

◆子育て支援や安心の医療制度を求める取り組み

8/27事務局・役員会議で、「75歳以上の高齢者の医療費窓口負担無料化を求める陳情」についてはもう少し学習し、仕切りなおすこととした。

8/29和泉保育園のプレゼンテーションが行われ2者が応募し、神奈川県を拠点とする社会福祉法人「春献美会」に決定した。

9/14市役所との交渉(懇談会)で、「保育園の最大の問題は保育士不足。和泉保育園を運営する社会福祉法人の募集・採用を援助してほしい」と申し入れた。

11/73回社保協総会で中村哲郎さん(東京土建常任中央執行委員)の映画「シッコ」のビデオも交えた講演「医療保険制度改革について」が行われた。

1/18子どもの医療費無料化の拡充、こども保険料軽減で「今こそ子育て支援の拡充を」と題して寺川信二氏(東京社保協事務局長)を講師に学習会を持った。

3/20東京社保協総会で芝田英昭氏(立教大学)が「すべてのひとが人間らしく暮らせる社会を考える」を講演。狛江からも発言し、こまえ社保協発足以来の取り組みを全都に紹介・報告した。

◆年金引下げ不服審査請求の取り組み

8/27事務局・役員会議で、年金裁判への取り組み強化を確認した。ワンコインカンパは「年金者の会」内の取り組みが終わってから行うこととした。

3/22回公判(東京地裁)

6/223回公判(東京地裁)

◆日本高齢者大会の取り組み

3/17事務局役員会議で8/2829に行われる「第30回日本高齢者大会in東京」については、地域実行委員会は作らないが、社保協が窓口になり毎回の会議で議題に載せることを決定した。

4/14幹事会に高齢者大会事務局長の菅谷さんに来ていただき話を聞いた。

5/16社保協として協賛広告を1枠(5000円)出すことを決定した。

7/13参加者用ワッペン(金券)を各団体に配布。取りまとめは社保協ではなく各団体で行うこととした。

◆狛江市長選、参院選、都知事選の取り組み

1/16「まちの主人公は市民!オール狛江の会」の結成総会がもたれ市民本位の狛江市政を実現するために「政策の検討」及び、出したい候補アンケートを行い「市長候補を擁立する」ことを決定した。社保協役員や参加団体からも多くの人が個人として世話人に選ばれた。

4/16「まちの主人公は市民!オール狛江の会」第2回総会が開かれた。候補者選考は大詰めのところに来ているがまだ発表できない。ただし、具体的な準備に入るとして活動方針などが承認された。

4/28「小さな声を聞く狛江」から平井里美さんが立候補することとなり記者会見をした。

5/16事務局役員会は「小さな声を聞く狛江」から平井さんへの推薦依頼と平井さんの政策がやっと届いたことから中身を検討し、幹事会に推薦を提案することとした。

5/18市民決起集会は次々と市民が壇上に上がり、全体400人の参加で成功した。

5/26幹事会で平井候補の政策等を検討し社保協としての「推薦」を決定した。

6/12狛江市長選挙告示、6/19狛江市長選投票日

平井候補12,856票(42.4%)、高橋候補17,433(57.6)

7/13市民集会&デモを実施。伊藤千尋さん(国際ジャーナリスト・小さな狛江代表の一人)が講演しその後デモ行進した。行進中に市民プラス野党の都知事選挙統一候補が決定し意気が上がった。

・参院選挙、都知事選挙は野党統一候補の当選に向けて勝手連をつくり各人が奮闘した。

◆その他の取り組み

8/27市役所のパーキング有料問題への対策を話し合った。

3/11重税反対統一行動。ルミエール府中で集会後税務署までデモ行進した。毎月第4水曜日には土建、民商を中心に「消費税反対」で駅頭宣伝行動を実施した。

4/6「市民センターを考える会」が取りまとめを市長に提出し一度解散したが、同じ名前・メンバーで更に会員を募り存続することとなった。(事務局役員会では参加者より毎回報告があった)

・フードバンク・子ども食堂等の取り組みについて毎回のように事務局役員会で交流した。