尾崎大介 様
豊かな狛江をつくる市民の会
担当責任者 絹山達也
狛江市東和泉2─20─12─103 みんなの広場内
電話&fax 03─3480─6794
Eメール minnanohiroba@jcom.home.ne.jp
都議会議員選挙にかかる要請書
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒風身に染みる今日この頃ですが、尾崎大
介様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
尾崎大介様の昼夜分かたぬご活躍に敬意を表します。
突然かつ勝手な要請をご容赦ください。
私達「豊かな狛江をつくる市民の会」は1996年、“市民本位の狛江市政”の実現を目的として結成し、この間5回の狛江市長選挙を確認団体としてたたかってきました。昨年6月市長選挙では、《小さな声を聞く狛江》が擁立した市民派市長候補・平井里美さんを推薦し、“市民本位の狛江市政”の実現のために全力でたたかいましたが、市民派市長を誕生させるには至りませんでした。
また、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」は、“市民本位の狛江市政”の基本方向(全文は後掲)の中で「平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界平和の実現に努める市政。」を掲げておりますが、安倍政権による憲法破壊の戦争法(安保法制)案の閣議決定、国会上程は、市民生活の基礎の危機であるととらえ、市内の団体・個人とともに一昨年6月、《戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会》を起ち上げ、3回にわたる市内デモ行進(いずれも200人以上の市民の皆さんが参加)の実現、また幅広い共闘組織《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が主催する国会前集会などに積極的に参加しました。
一昨年9月の強行採決・「可決・成立」後は、《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が呼びかけた戦争法廃止全国統一署名(2000万人署名)運動にも積極的にとりくみ、すでに狛江で8,700筆を超える署名を集め、国会に提出しました。引き続き、憲法破壊の戦争法(安保法制)の廃止、暴走政治を強行する安倍政権の打倒に向けて、狛江からの運動を進めております。
このような中、6月に予定されている都議会議員選挙について、私達は昨年11月16日に開催した第28回定期総会で、狛江市政を市民本位の市政に転換させるためには都政の変革が重要であるとの認識のもと、政策の一致する候補者の推薦・支援を追求すること、この政策は、「私たちが考える“市民本位の狛江市政”の基本方向」を基本とすること、推薦・支援する候補者を決定する場合は、臨時総会を開催することなどを確認し合いました。
具体的には、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”ともいえる、
A “市民本位の狛江市政”の実現
B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒
──に理解を示し、合力してくれる候補者を市民派都議候補として推薦・応援する方向性を確認しました。
尾崎大介様におかれましては、下記事項も含めてご検討いただき、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”、市民派議員を地元から都議会に送り出したいとの“思い”にお応えいただけますよう、心底より要請させていただきます。
なお、この要請は、私達の“切なるねがい”の中身を踏まえ、日本共産党予定候補者・いび匡利氏にもお届けする予定ですが、当然ながら自民党、公明党の予定候補者に要請するつもりはありません。
1.私達「豊かな狛江をつくる市民の会」が掲げる“市民本位の狛江市政”の基本方向
@憲法を守り、くらしに活かす市政。
A市民と共に悩み、考え、行動する市政。
B特定の階層やグループ、あるいは一党一派にかたよらず、市民の生活と生産と労働を擁護し、市民全体の福祉を追求する市政。
C“まち”の主人公が市民であることをふまえ、あらゆる市政領域で“市民参加”を大胆に広げる。中央集権に反対し、地方自治を守り育て、住民自治に基礎づけられた市政。
D利権や特権を排除し、ガラス張りで隠しごとのない、市民全体の理解と合意を前提とした、そして計画的な展開を進める市政。
E市役所職員が、市民に奉仕する専門家としての主体性と誇りをもって、市民と手を携えて効率的に行政執行にあたる市政。
F平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界平和の実現に努める市政。
G開発優先から市民生活優先への転換、自然と共存する“まちづくり”を、市民の合意と納得、市民参加によって進める市政。
H子ども達の一人ひとりが大切にされ、共に育ち合っていく学校、保育園、地域をつくりだしていく。おとしよりや「ハンディ」をもった市民が安心してくらせる、市民福祉第一、共に生きる“まちづくり”を推進する市政。
I人間性を奪い去るあらゆる差別に反対し、社会矛盾の下で弱い立場に追いやられている市民にとって「頼りになる」市政。
J大震災・原発事故を受けて、実践的防災・減災対策を確立し、原発に頼らない地域社会をめざす市政。
2.私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の構成
個人会員は約300人。
加盟団体は以下(順不同、一部略称)の9団体です。
△生活と健康を守る会・狛江支部
△都教組・狛江地区協議会
△日本共産党・地区委員会
△東京土建一般労働組合・狛江支部
△民主商工会・調布狛江府中支部
△こまえ年金者の会
△共生のまち−狛江をめざす会
△調布狛江地区労働組合総連合
△新日本婦人の会・狛江支部
3.私達が考えているとりくみ
@現時点で、北多摩第3区(調布・狛江、今回から定数が1名増で3名)から立候補予定の方は4名いますが、上記の私達の“切なるねがい”の「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」に自民党、公明党の公認候補予定者が政策一致することはあり得ないと判断し、民進党の尾崎大介さん、日本共産党のいび匡利さんに要請をおこないます。
A私達の“切なるねがい”である、A“市民本位の狛江市政”の実現、B暴走政治を続ける安倍政権の打倒の2点を理解していただき、その実現に向け可能な範囲で都議会議員として努力していただく旨の確認文書(私達の希望する文案は別添しました。)をお二人と交わすことを要請します。
B昨年11月の第28回定期総会決定である「推薦・支援する候補者を決定する場合は、臨時総会を開催します。」に従い、「豊かな狛江をつくる市民の会」臨時総会を3月27日(月)午後7時から開催し、上記確認書を交わすことのできた方々を市民派都議候補として推薦・支援することを決定します。
C臨時総会で推薦・支援する市民派都議候補を決定した場合は、可能な限り早めにその事実を狛江市民の皆さんにお伝えするため、全戸配布ビラを作成・発行します。その中で、市民派都議候補の方々のお人柄や政策の紹介、都議選に向けた決意
などを掲載する予定です。
D具体的な支援のとりくみは、推薦決定した市民派都議候補側からの要請に最大限応え、「豊かな狛江をつくる市民の会」の力量の範囲で全力を推進します。
以上、尾崎大介様におかれましては、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”にお応えいただけますよう、心底より要請させていただきます。
|