29回臨時総会

「豊かな狛江をつくる市民の会」

6月23日告示の都議選に向けて

■日時 3月27日(月)午後7時〜
■会場 東京土建・狛江支部会館


議  案

◎“市民本位の狛江市政”の実現
◎暴走政治を続ける安倍政権の打倒

理解・協力する都議を狛江・調布から


◇昨年1116日に開催した第28回定期総会で決定した「《豊かな会》の今後の活動方向」の中で、次のように確認しました。

 

6月都議会議員選挙においては、狛江市政を市民本位の市政に転換させるために都政の変革が重要であるとの認識のもと、政策の一致する候補者の推薦・支援を追求します。

 この政策は、「私たちが考える“市民本位の狛江市政”の基本方向」を基本とします。

 推薦・支援する候補者を決定する場合は、臨時総会を開催します。

 

◇総会決定を受け、この間の定例世話人会では、次の市長選挙をも見据えて、《豊かな会》の基本政策である、

A “市民本位の狛江市政”の実現

B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒

──に理解を示し、合力してくれる候補者を市民派都議候補として推薦・応援する方向性を確認しました。

◎尾崎大介さん(民進党)と

いび匡利さん(共産党)に要請

◇2月27日に開催した定例世話人会(拡大版)で、尾崎大介さん(民進党)といび匡利さん(日本共産党)に対して、要旨以下のような要請を早急におこなうことを確認しました。

 掲載した文書は尾崎大介さんあてになっていますが、同じ内容の文書をいび匡利さんにもお届けしました。

2017年3月吉日

尾崎大介 様

豊かな狛江をつくる市民の会

担当責任者 絹山達也  

狛江市東和泉2─20─12─103 みんなの広場内

電話&fax 03─3480─6794

Eメール minnanohiroba@jcom.home.ne.jp

 

都議会議員選挙にかかる要請書

 

立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒風身に染みる今日この頃ですが、尾崎大

にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 尾崎大介様の昼夜分かたぬご活躍に敬意を表します。

突然かつ勝手な要請をご容赦ください。

 私達「豊かな狛江をつくる市民の会」は1996年、“市民本位の狛江市政”の実現を目的として結成し、この間5回の狛江市長選挙を確認団体としてたたかってきました。昨年6月市長選挙では、《小さな声を聞く狛江》が擁立した市民派市長候補・平井里美さんを推薦し、“市民本位の狛江市政”の実現のために全力でたたかいましたが、市民派市長を誕生させるには至りませんでした。

 また、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」は、“市民本位の狛江市政”の基本方向(全文は後掲)の中で「平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界平和の実現に努める市政。」を掲げておりますが、安倍政権による憲法破壊の戦争法(安保法制)案の閣議決定、国会上程は、市民生活の基礎の危機であるととらえ、市内の団体・個人とともに一昨年6月、《戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会》を起ち上げ、3回にわたる市内デモ行進(いずれも200人以上の市民の皆さんが参加)の実現、また幅広い共闘組織《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が主催する国会前集会などに積極的に参加しました。

一昨年9月の強行採決・「可決・成立」後は、《戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会》が呼びかけた戦争法廃止全国統一署名(2000万人署名)運動にも積極的にとりくみ、すでに狛江で8,700筆を超える署名を集め、国会に提出しました。引き続き、憲法破壊の戦争法(安保法制)の廃止、暴走政治を強行する安倍政権の打倒に向けて、狛江からの運動を進めております。

このような中、6月に予定されている都議会議員選挙について、私達は昨年1116日に開催した第28回定期総会で、狛江市政を市民本位の市政に転換させるためには都政の変革が重要であるとの認識のもと、政策の一致する候補者の推薦・支援を追求すること、この政策は、「私たちが考える“市民本位の狛江市政”の基本方向」を基本とすること、推薦・支援する候補者を決定する場合は、臨時総会を開催することなどを確認し合いました。

具体的には、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”ともいえる、

A “市民本位の狛江市政”の実現

B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒

──に理解を示し、合力してくれる候補者を市民派都議候補として推薦・応援する方向性を確認しました。

尾崎大介様におかれましては、下記事項も含めてご検討いただき、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”、市民派議員を地元から都議会に送り出したいとの“思い”にお応えいただけますよう、心底より要請させていただきます。

なお、この要請は、私達の“切なるねがい”の中身を踏まえ、日本共産党予定候補者・いび匡利氏にもお届けする予定ですが、当然ながら自民党、公明党の予定候補者に要請するつもりはありません。

 

1.私達「豊かな狛江をつくる市民の会」が掲げる“市民本位の狛江市政”の基本方向

 

@憲法を守り、くらしに活かす市政。

A市民と共に悩み、考え、行動する市政。

B特定の階層やグループ、あるいは一党一派にかたよらず、市民の生活と生産と労働を擁護し、市民全体の福祉を追求する市政。

C“まち”の主人公が市民であることをふまえ、あらゆる市政領域で“市民参加”を大胆に広げる。中央集権に反対し、地方自治を守り育て、住民自治に基礎づけられた市政。

D利権や特権を排除し、ガラス張りで隠しごとのない、市民全体の理解と合意を前提とした、そして計画的な展開を進める市政。

E市役所職員が、市民に奉仕する専門家としての主体性と誇りをもって、市民と手を携えて効率的に行政執行にあたる市政。

F平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界平和の実現に努める市政。

G開発優先から市民生活優先への転換、自然と共存する“まちづくり”を、市民の合意と納得、市民参加によって進める市政。

H子ども達の一人ひとりが大切にされ、共に育ち合っていく学校、保育園、地域をつくりだしていく。おとしよりや「ハンディ」をもった市民が安心してくらせる、市民福祉第一、共に生きる“まちづくり”を推進する市政。

I人間性を奪い去るあらゆる差別に反対し、社会矛盾の下で弱い立場に追いやられている市民にとって「頼りになる」市政。

J大震災・原発事故を受けて、実践的防災・減災対策を確立し、原発に頼らない地域社会をめざす市政。

 

2.私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の構成

 

 個人会員は約300人。

 加盟団体は以下(順不同、一部略称)の9団体です。

△生活と健康を守る会・狛江支部

△都教組・狛江地区協議会

△日本共産党・地区委員会

△東京土建一般労働組合・狛江支部

△民主商工会・調布狛江府中支部

△こまえ年金者の会

△共生のまち−狛江をめざす会

△調布狛江地区労働組合総連合

△新日本婦人の会・狛江支部

 

3.私達が考えているとりくみ

 

@現時点で、北多摩第3区(調布・狛江、今回から定数が1名増で3名)から立候補予定の方は4名いますが、上記の私達“切なるねがい”の「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」に自民党、公明党の公認候補予定者が政策一致することはあり得ないと判断し、民進党の尾崎大介さん、日本共産党のいび匡利さんに要請をおこないます。

A私達“切なるねがい”である、A“市民本位の狛江市政”の実現、B暴走政治を続ける安倍政権の打倒の2点を理解していただき、その実現に向け可能な範囲で都議会議員として努力していただく旨の確認文書(私達の希望する文案は別添しました。)をお二人と交わすことを要請します。

B昨年11月の第28回定期総会決定である「推薦・支援する候補者を決定する場合は、臨時総会を開催します。」に従い、「豊かな狛江をつくる市民の会」臨時総会を3月27日(月)午後7時から開催し、上記確認書を交わすことのできた方々を市民派都議候補として推薦・支援することを決定します。

C臨時総会で推薦・支援する市民派都議候補を決定した場合は、可能な限り早めにその事実を狛江市民の皆さんにお伝えするため、全戸配布ビラを作成・発行します。その中で、市民派都議候補の方々のお人柄や政策の紹介、都議選に向けた決意 などを掲載する予定です。

D具体的な支援のとりくみは、推薦決定した市民派都議候補側からの要請に最大限応え、「豊かな狛江をつくる市民の会」の力量の範囲で全力を推進します。

 

以上、尾崎大介様におかれましては、私達「豊かな狛江をつくる市民の会」の“切なるねがい”にお応えいただけますよう、心底より要請させていただきます。


別紙

確認書案

7月2日執行予定の都議会議員選挙に向け、豊かな狛江をつくる市民の会(以下、豊かな会)と立候補予定者・○○○○は、以下のとおり確認する。

 

1.豊かな会は、“切なるねがい”である「A “市民本位の狛江市政”の実現」、「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」のため、市民派議員を地元から都議会に送り出したいとの“思い”から、○○○○に対して推薦・支援したい旨を要請した。豊かな会は、11項目にわたる「“市民本位の狛江市政”の基本方向」を示した。

 

2.○○○○は、「“市民本位の狛江市政”の基本方向」を理解し、豊かな会の「A “市民本位の狛江市政”の実現」、「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」という “切なるねがい”に応え、可能な範囲で都議会議員として努力していくことを回答した。

 

3.この回答を受け豊かな会は、臨時総会を3月27日(月)午後7時から開催し、○○○○を市民派都議候補として推薦・支援することを決定すること、臨時総会で推薦・支援する市民派都議候補を決定した場合は、可能な限り早めにその事実を狛江市民の皆さんにお伝えするため、全戸配布ビラを作成・発行すること、具体的支援については○○○○側からの要請に応え、最大限全力でとりくむことを表明した。

 

選挙戦での必勝を期して、以上のとおり確認する。

2017年 月  日

豊かな狛江をつくる市民の会・担当責任者 絹山達也

立候補予定者・○○○○

◎残念ながら、尾崎大介さんからの回答はありませんでした。

◇3月3日、絹山事務局長、小俣世話人の2名で尾崎大介事務所を訪問し、スタッフの方に上記要請書をお渡しするとともに、豊かな狛江をつくる市民の会の“切なるねがい”について若干の時間、説明させてもらいました。

 

◇その後、絹山事務局長が何度か尾崎大介事務所に電話をしましたが、どういうわけか「近くにおりません…」のテープ音だけで、応答無しが続きました。

 

◇3月21日、絹山事務局長から尾崎大介事務所のメールアドレスに以下の文書を送信しました。

3月3日、貴事務所をお訪ねし、標記要請書を提出させていただきました。当会臨時総会を3月27日(月)に予定しており、日時も迫ってまいりましたので、失礼ながらご返事の催促をさせていただきます。

先ほど、お電話させていただきましたが、ご不在のため、メールさせていただきました。

なお、当方で希望している確認書の案文を添付させていただきました。

◇翌22日には、以下の文書を尾崎大介事務所にFAX送信しました。

2017年3月22日

尾崎大介 様

 

豊かな狛江をつくる市民の会

連絡先 事務局長 絹山達也
狛江市東和泉2─20─12─103 みんなの広場内

電話&fax 03─3480─6794

Eメール minnanohiroba@jcom.home.ne.jp

都議会議員選挙にかかる要請の件

前略。

 都議会開会中のお忙しい中、失礼します。

3月3日、貴事務所をお訪ねし、標記要請書を提出させていただきました。

当会臨時総会を3月27日(月)に予定しており、日時も迫ってまいりましたので、

失礼ながらご返事の催促をさせていただきます。

 私達「豊かな狛江をつくる市民の会」は、“切なるねがい”ともいえる、

A “市民本位の狛江市政”の実現

B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒

──に理解を示し、合力してくれる候補者を市民派都議候補として推薦・応援する方向性を確認しました。

尾崎大介様におかれましては、私達の“切なるねがい”、市民派議員を地元から都議会に送り出したいとの“思い”にお応えいただけますよう、心底より要請させていただきます。

ご返事は、上記連絡先にいただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

◇本日(3月27日)に至っても返事がないため、尾崎大介さんについては断念するしかないと考えます。


いび匡利さんと確認書を交わす。

 

◇本日、いび匡利さんと以下の確認書を交わしました。

 

確 認 書

 

7月2日執行予定の都議会議員選挙に向け、豊かな狛江をつくる市民の会(以下、豊かな会)と立候補予定者・いび匡利は、以下のとおり確認する。

 

1.豊かな会は、“切なるねがい”である「A “市民本位の狛江市政”の実現」、「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」のため、市民派議員を地元から都議会に送り出したいとの“思い”から、いび匡利に対して推薦・支援したい旨を要請した。豊かな会は、11項目にわたる「“市民本位の狛江市政”の基本方向」を示した。

 

2.いび匡利は、「“市民本位の狛江市政”の基本方向」を理解し、豊かな会の「A “市民本位の狛江市政”の実現」、「B 暴走政治を続ける安倍政権の打倒」という “切なるねがい”に応え、可能な範囲で都議会議員として努力していくことを回答した。

 

3.この回答を受け豊かな会は、臨時総会を3月27日(月)午後7時から開催し、@いび匡利を市民派都議候補として推薦・支援することを決定する、A臨時総会で推薦・支援する市民派都議候補を決定した場合は、可能な限り早めにその事実を狛江市民の皆さんにお伝えするため、全戸配布ビラを作成・発行する、B具体的支援についてはいび匡利側からの要請に応え、最大限全力でとりくむことを表明した。

 

選挙戦での必勝を期して、以上のとおり確認する。

 

2017年3月27日

豊かな狛江をつくる市民の会・事務局長 絹山達也  

立候補予定者・いび匡利

 

 

いび匡利さん必勝に向けたとりくみ

 

◇本日の臨時総会で、いび匡利さんを市民派都議候補として推薦・支援することを決定します。

 

可能な限り早めにこの事実を狛江市民の皆さんにお伝えするため、全戸配布ビラを作成・発行します。その中で、市民派都議候補のお人柄や政策の紹介、都議選に向けた決意 などを掲載します。

 このビラを作成するチームのメンバーを2〜3人、この場で選出します。

 

◇支援のとりくみは、推薦決定した市民派都議候補側からの要請に最大限応え、豊かな狛江をつくる市民の会の力量の範囲で全力を推進します。具体的には、本総会で会員の皆さんから出された提案・提起等を踏まえて、世話人会で決定し、会員・支持者の皆さんに合力を呼びかけます。

 世話人会は毎月第4月曜日を定例日としており、次回は4月24日になりますが、これでは間に合わない心配がありますので、この場で日時を決め、臨時世話人会を開催します。

 世話人会は拡大版で開催していますので、会員の方はどなたでも出席できます。「やってみよう」という方はドシドシおいでください。

 

豊かな狛江をつくる市民の会