■《会》の活動展開・政策検討・会員結集の力量を強め、
■最大限幅広い市民・団体との信頼関係を獲得し、
■市民派市政の継承・前進を実現しよう!
1)はじめに
6月17日告示、24日投・開票の日程が決まった狛江市長選挙まで4箇月をきりました。本総会は、4期16年にわたる矢野市民派市政が切り開いた地平と今後の課題をめぐってしっかり議論をし、また市民本位の狛江市政の大道を守り、前へ進めていく基本的方向について話し合い、《会》全体として確認し合っていく重要な総会となります。
以下、世話人会から提案する基本方針案の基調は、ひとことで言えば「市民(ひと)輝くまち─狛江へ! 市民派市政の継承・前進を共に!」となります。会員各位の活発な議論をお願いします。
2)候補者の獲得について
当初の計画では、本日の総会で、《会》として正式に立候補要請する相手の方を決定することになっておりましたが、予定候補者獲得のとりくみが遅れているというのが現実です。したがって、本日の総会では、《会》が要望する、市民派市長のあるべき政治姿勢の中身を検討し、確認し合いたいと思います。そうえで、世話人会に対して、この政治姿勢を基にして予定候補者を獲得するとりくみを急ぐよう、本総会の名により指示したいと考えます。
予定候補者を提案できる段階に至った時はすみやかに臨時総会を開催し、討論・決定するという段取りとなります。会員の皆さんのご理解をお願いいたします。
3)市民派市長の政治姿勢
以下は、16年前の1996年5月、《市民派市長を!手づくり運動96》が矢野ゆたかさんに市長選立候補を要請するにあたってまとめたものです。矢野さんから「100%賛成です」との明確な回答をもらい、同会は市民派市長候補として矢野ゆたかさんを擁立するために邁進していきました。《市民派市長を!手づくり運動96》の後継・発展団体である当会にとって原点的文書と言えます。
◇市民と共に悩み、考え、行動するとともに、市政のトップとして実行力ある市長。
◇特定の階層やグループ、あるいは一党一派にかたよらず、市民の生活と生産と労働を擁護し、市民全体の福祉を追求する市長。
◇“まち”の主人公が市民であることをふまえ、あらゆる市政領域で“市民参加”を大胆に広げる。中央集権に反対し、地方自治を守り育て、住民自治に基礎づけられた市民本位の市政を実現させる市長。
◇利権や特権を排除し、ガラス張りで隠しごとのない、市民全体の理解と合意を前提とした、そして計画的な市政展開を進める市長。
◇市役所職員が、主体性と誇りをもって、そして市民と手をたずさえて効率的に行政執行にあたれるようリードする市長。
◇平和こそ市民生活の基礎であることをふまえ、反戦・平和の“わがまち”─狛江を、そして世界の実現に努める市長。
◇開発優先から市民生活優先への転換、自然と共存する“まちづくり”を、市民の合意と納得、市民参加によって進める市長。
◇子供達の一人ひとりが大切にされ、共に育ち合っていく学校、保育園、地域をつくりだしていく。おとしよりが心から「狛江に住んでいてよかった」と言え、「ハンディ」をもった市民が安心してくらせる、市民福祉第一、共に生き合う“まちづくり”を推進する市長。
◇人間性を奪い去るあらゆる差別に反対し、社会矛盾の下で弱い立場に追いやられている市民のために「頼りになる市政」を実現する市長。
もう16年経っていますので修正・追加が必要な部分もありますし、市民派市政の継承・前進のための追加もあります。以下のように提案します。積極的な論議をお願いします。
トップに次の文章を入れます。
◇矢野市民派市政が切り開いた市民本位の狛江市政を継承し、さらに前進させる市長。
2番目に次の文章を追加します。
◇憲法を守り、くらしに活かす市政をすすめる市長。
「3・11」を受け、最後に次の文章を追加します。
◇大震災・原発事故を受けて、実践的防災・減災対策を確立し、原発に頼らない地域社会をめざす市長。
「市役所職員が…」の項目で、「主体性と誇りをもって」も前に次の文章を追加します。
◇市民に奉仕する専門家としての
4)基本政策(選挙公約)案の検討
6月市長選挙の基本政策(選挙公約)を予定候補者と協議していく土台となる案文づくりを本総会後に開始し、臨時総会で最終決定します。
具体的には、総会後すみやかに、世話人・会員の有志で構成する《政策づくりチーム》をスタートさせます。チームでは、狛江市の今後数年間の財政見通しを前提に、次期市民派市政の“目玉”となる新政策を打ち出すための検討を進めます。
《政策づくりチーム》の構成メンバーは、本日の総会において募集し、決定しますが、本日欠席の世話人・会員の中から希望があればどんどん加わってほしいと思いますし、チームの政策検討会議には会員の方は自由に参加できる形で推進します。
5)世話人会の態勢について
世話人会の態勢については、基本的には“現状維持”で進みたいと考えます。ただし、加盟団体から派遣されている世話人については、当該団体の決定により交替、あるいは増員することがあります。また、若い世話人の獲得など、新たに世話人を引き受けてくれる会員が出てきた場合など、世話人会の決定で追加任命できるよう本総会で確認してください。共同代表(3人)についても“現状維持”とします。
現時点での世話人会の構成は以下のとおりとなります(◎印の方が共同代表です)。加盟団体から派遣されている方には、団体名の略称を括弧書きしました。
阿部 真(共産党) 飯塚 尭充 伊藤寿恵子(民商)
梅木 勝子(新婦人) 岡村 伸 岡村 誠
絹山 達也
久慈 正己 坂本 昭雄(地区協)
周東三和子(新婦人) ◎菅原 節雄(土建)
鈴木 悦夫
田中 智子 田辺 良彦 西尾 真人
野田 定男(年金者) 林 健彦(共生会) 藤島 幸子(守る会)
星 勝(土建) ◎前島 郁雄 ◎増田 善信
物江 賢司(地区労連) 若見 洋子 和田 哲子
今後開催する世話人会は、原則として会員の方はどなたでも出席して意見を述べることができるよう、拡大世話人会とします。
開催日程は次のとおりです。時間はいずれも午後7時〜9時、会場は選対事務所が開設されるまで、現在の暫定事務所(みんなの広場)となります。
◇2月〜3月 第2・第4火曜日
◇4月〜6月 毎週火曜日
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