ご通行中のみなさん、今日は。岩戸南に住んでいます小林と申します。本日は駅頭をお借りして狛江市民の百人スピーチをやっております。この一人として少しお話しをさせて頂きたいと思います。
私は先ず一つは原発、原子力発電の問題、それは私たち市民にとっても大変重要な問題だと考えております。現在、民主党政府・財界・電力会社は原子力発電の再稼働をやろうとしています。また、福島原発と同じことが起きたら一体どうなるのでしょうか。日本の土地、原発立地点の近くには活力を持った地震の層が、活断層というのがあるそうです。それでもって大地震が起きたならば、日本はもう大変な状況、住めない状況になってしまうのではないかの心配がございます。それに対して政府民主党、それから東電、財界が癒着しまして再稼働すると言っております。経済産業省はもう4月に東電の(電気料金)値上げを計画していたそうです。これは新聞に発表されました。その時、東電は値上げの申請をしていない訳ですね。にもかかわらず政府がすでに値上げの計画を立てております。こんな事態を許して良いのでしょうか。とても私どもは許せない事態だと思います。市民の反対の声をもっと上げることが大変に大事だと私は考えます。幸い、矢野ゆたか市長は原子力発電に反対しております。そして全国の首長の会で原子力発電反対の声を上げる組織を作りました。そこに矢野市長も参加しております。そういうふうに首長が原子力発電に反対する声を上げるというのも大変に大事なことと思います。さらにバトンタッチする田辺さんにもこの声を上げて頂いて原子力発電反対、自然エネルギーに依拠した電力にする、そういう政治を是非とも貫いて貰いたい、そのような思いで私は田辺さんを強く推しております。
それから田辺さんと相手候補は一対一の対立になるようですが、相手候補の方は60歳、田辺さんは47歳、子育て世代、田辺さんはお子さん一人で子育て真っ最中の方です。しかも狛江の市議を4期13年務めておられます。そしてさらに先月の16日で市議を降りましたが、市議会の副議長をされていました。狛江市に住み、狛江の議会、狛江の政治が良く判る、子育ての方々も信用してくれる、そういう方を是非、市長さんとしてバトンタッチして貰いたい。
片や相手候補の方は、先ほども話がありましたけれども、東京都の官僚で60歳前に退職されて、都の外郭団体の天下りを2回されてこられた方だそうです。そして今度は狛江市に天下りする、とそんなふうな計画を持っていらっしゃるようです。そして相手候補は狛江の市民ではなかった訳ですね。市長に立候補するために、4月の下旬に狛江に越されてきたそうです。狛江の市民で立候補する方がいなかったので、狛江の明政クラブは自民党の都連の丸投げされて、都連の段階で、上の段階で相談をされて決められた候補です。一体どれだけ狛江市のことを存じ上げているのでしょうか。大変心配です。田辺さんは市議13年、そして市議会の副議長もされて来られた方です。是非、田辺さんを押し上げて頂きたい。
それから田辺さんが市長に立候補するに当たり、市議は降りられましたがその補欠候補として、絹山達也さんが立候補されました。彼は、狛江の「豊かな会」の事務局長を16年やって来られた。その「豊かな会」が母体となりまして矢野ゆたかさんが4期16年、市長を続けて来られた訳です。その事務局長、すなわち縁の下の力持ちとして16年も頑張って下さった絹山達也さんです。その絹山さんが市議選に立候補されます。是非、みなさんに推して頂きたいと思います。
狛江市の選挙は、市議選の数でみますと明政クラブ、公明党、民主党、生活者ネット、その人たちの市議選の票は、現在与党であります日本共産党市議の6名の方々の数を合わせても1万票を超える差があります。しかし、矢野ゆたかさんは市長4期16年も当選して来られました。これは市民のみなさんの力です。例え向うの基礎票が多くてもこちらは市民派市政、市民を主人公とする市政を続けてまいりましたから、政党を超えた広い市民のみなさんから支持を得ていた訳です。是非、田辺市長が実現しますよう、皆さんの力添えを頂きたいと思います。
なお、前回の市長選挙に狛江市民で選挙に行かれなかった方が3万2千人おられるそうです。これは有権者の51.5%です。半分以上の人が選挙の投票にいらしていない、大変残念なことです。是非、両候補の政策を精査して頂いて、読んで頂いて田辺さんを是非推して頂きたい。
青年会議所が6月6日(水)18時よりエコルマホールにおきまして公開討論会を行うそうです。向うの候補の方それから田辺良彦さんも参加されて政策討論を致します。是非、聴きに来て頂きたいと思います。
市長候補には田辺良彦さん、市議には絹山達也さんを是非とも推して頂き、市民派市政が続いていくようにみなさんのお力添えを頂きたいと思います。どうもありがとうございました。