みなさん今日は。東野川に住んでいる会社員の前土肥と申します。

 私が狛江に越してきたのは今から17年前、1995年のことでした。当時は狛江と言っても会社の中ではなかなか地名が知られなくて、狛江って一体どこなのと言われていました。ところが一変、次の年の1996年には一躍有名になりました。それは良い理由なのではなくて大変悪い評判で有名になった。先ほどらい、田辺さんや、絹山さんもおっしゃっていたけれども前の市長さんが賭博で多額の借金をして姿を消してしまった。これでいっぺんに有名になったでんすね。そのとき会社では恥ずかしいい思いをしておりました。ところがみなさん、そのときに今の矢野市長が市民のみなさんに推されて市長になった。そして16年経って今のような市民が暮らしやすい政治に変わっていった。これを本当に実感しております。

 私は今日ここでお話しするに当たって、先ず最初に市議を辞めてまで立候補を決意された田辺良彦さん、そして長い間「豊かな会」の事務局長を務めてこられ、こんど市議会議員に立候補された絹山達也さん、この2人に本当に心から敬意と推薦の言葉を差し上げたいと思います。ご通行中のみなさん、今月の24日の市長選挙には田辺良彦さん、市議補欠選挙には絹山達也さんをどうか宜しくお願い致します。
矢野さんが市長になられたときは議員を20年以上やられていました。今度立候補を決意される田辺さんも20年までとは行きませんけれど13年間議員を務めてこられました。実績としては、全く不安はありません。絹山達也さんは「豊かな会」が発足以来事務局長を務めて来られて16年以上だと思いますが長い間に亘ってこの重責を担ってこられました。この方が市会議員になっても全く問題ない、本当に安心出来るということが言えると思います。

 ところがみなさん、今度市長選挙に当たって矢野さんが勇退されるということで、矢野市政に反対するいろんな会派の人が一緒になって、ある人物を狛江に引っ張ってきて立候補させようとしています。このある人物というのは聞いてみますと国会の中では消費税を上げようとするそういう政党が推しているようであります。あるいは今度の国会で今は上げるべきでないと言いながらも消費税の増税に賛成している勢力が田辺さんの相手候補を一緒になって応援している訳です。みなさん、自治体というのは消費税に苦しめられた私たち庶民を国や政府の防波堤となって助けるのが自治体市政の在り方ではないでしょうか。ところが今度田辺さんに対抗しようとしている勢力は自分たちでは消費税を上げようとしているのにこの狛江ではなんか今までの政治では悪かったようなことを言っている、とんでもない話です。

 この人たちは国政へのパイプを吹聴しておりますけれども悪政へのパイプはゴメンであります。どうかみなさん、この24日の市長選挙ではこれまでの矢野さんの市政を引き継ぐ田辺良彦さんを市長に、田辺さんがこれまで持っていた与党の議席を絹山達也さんにどうか宜しくお願い致します。

 私は狛江に住んで17年と申しました。17年前あるいは16年前に矢野さんが市長になられた時には大変大きな借金があったと聞いております。そういう中でもこの矢野市政が高齢者あるいは弱者、子どもたち、こういう方たちにやさしい政治を貫いてきました。みなさん、高齢者などのやさしい政治、弱者にやさしい政治というのは、これは真に全体にやさしい政治ではないではないでしょうか。私はそのことをつくづくと感じております。

 またさらに昨年の3月の東日本大震災、これは直接、狛江のこの地域には被害はなかったけれども大変ショックな出来事でした。そういう後を受けて新年度の予算で矢野市政が市役所の中に防災センターを作るという説明をされた。狛江はたかだか200億の予算しかない小さな町なのです。数十億もかかる防災センターを作る、これはなかなか出来ることではありません。これはやはり市政が市民のため、安全・安心な街をつくるため、このことを貫いているからではないでしょうか。

 縷々申し上げましたが最後にもう一度、今度の市長選挙に田辺良彦さん、田辺良彦さんを、そして市議補欠選挙には絹山達也さん、絹山達也さんを、このことを私の推薦の言葉とします。どうもありがとうございました。



消費税増税の政党が推す落下傘候補者は御免です。

2012/6/2 東野川 前土肥 保