みなさん、こんにちは。
「豊かな狛江をつくる市民の会」の共同代表、増田善信です。

みなさん。
狛江市長選挙があと一ヶ月余に迫ってきました。これまで四期一六年間、市民のための市政を築いてこられた矢野ゆたか市長が勇退され、市議会議員の田辺良彦さんが立候補を表明、市民派市政を引き継ぎ、されに発展・飛躍させることを決意されました。田辺良彦さんは四七歳、一児の父で、共産党の狛江市議会議員として四期一三年、狛江市議会副議長、社会常任委員会委員長などを歴任する傍ら少数与党の幹事長として、狛江市政発展の中心的役割を果たしてきました。まさに、狛江が生み育てた若い政治家で、矢野市政を継承・発展させるうってつけの候補者です。温厚・誠実な人柄で、しかもウイットに富み、市の職員との信頼関係も厚く、当選した暁には、市政運営にも好影響をもたらすものと思われます。月百キロのジョギングをこなすスポーツマンで、一児の父という点では、初めて子育て世代の市長ともなります。私たちは、こんどの市長選挙で田辺良彦さんを擁立してがんばります。みなさん方の大きなご支援を心からお願い申し上げます。

みなさん。
矢野市政はこの一六年間、みなさんとご一緒に市政の改革に取り組み大きな成果を上げてきました。福祉の予算を大きく増やし、子どもの医療費への助成を受けられる人は十四倍に引きあがりました。特別養護老人ホームも一カ所から来年には3つめが完成する予定です。市民参加、「市民が主人公」の市政も大きく進みました。財政の立て直しも大きく前進し、市の借金残高はピーク時から64億円を減らすことができました。

みなさん。
田辺良彦さんは、市政をになう決意として、第一に、住民の命とくらしを守る仕事を、引き続き市政の中心に据えて取り組んでいくこと、第二にみずから子育て中の政治家として、子どもたちの成長を育み、若い世代が希望を持てる市政を本格的にすすめること、第三に、市民参加と共同の市政をさらに発展させることを基本に、「東京一安全な都市―狛江へ」とか、「誰もが安心して暮らせる狛江を」など、六つのビジョンを掲げています。

例えば、「子どもの未来をはぐくむまち」では、駅周辺に認可保育所を二ヵ所増設し、待機児の大幅な解消を図ることを約束しています。ご一緒に「子育て家族」が喜んで移住してくるような狛江をつくろうではありませんか。また、最近は利用者が増えてきた「こまバス」については、「増便、バス停の増設」など、もっと充実させるとしています。多摩川の花火大会の開催や、枝豆など狛江産の野菜のブランド化や、「コマ丼」の普及など、商工会や農家の皆さんにも心配りのある政策も含まれています。また、「脱原発をめざす首長会議」に参加し、原発ゼロを国に求めることを公約しています。皆さんおところに配られている色刷りのビラにはこれら政策が詳しく載っています。よくお読み頂き、さらに充実したものにするために、是非ご意見をお寄せ下さい。

ところで皆さん。
相手陣営は、狛江市とまったく縁のない東京都の元高官を候補者に担ぎ出してきました。都庁を退職して都の外郭団体に天下り、外郭団体を渡り歩いてきた人だそうです。果たして狛江のことが分かるでしょうか。このような人に市政を任せたら、「狛江」と名乗るのが恥ずかしかった十六年前の狛江に逆戻りする可能性もあります。相手陣営を推している自民党・公明党・民主党は消費税値上げなど、国民いじめの国政を行っています。田辺良彦さんを市長に押し上げ、その力でこのような悪政にストップをかけようではありませんか。

みなさん。
田辺良彦さんを応援する私たちの「豊かな狛江をつくる市民の会」は来たる五月二七日、日曜日午後二時半から駅前のエコルマホールにおいて、市民派市政の発展を期して「市民のつどい」をひらきます。ぜひご参加下さい。
二七日午後二時半からおこなわれる「市民のつどい」へのご参加を再度お願いして訴えを終わらせていただきます。ご静聴・ご協力ありがとうございました。




「豊かな狛江をつくる市民の会」の共同代表 増田善信の挨拶

2012/5/19 増田善信