皆さん、こんにちは。岩戸南3丁目の小俣三郎です。

 私は、前は高校で社会科の教員をしていました。その関係で、戦争を賛美する教科書が出てきたとき、そのような教科書を採択させないようにと、教科書問題を考える超党派の市民組織に入りました。狛江では「平和憲法を広める狛江連絡会」と、その後にできました「こまえ九条の会」という、これも超党派で、とにかく日本国憲法、その平和条項九条を変えさせないように、むしろ世界平和に貢献するように、この九条の精神を広めていこうということで、超党派で集まっている市民の会にも入って、いろいろと活動してまいりました。

 大きな取り組みとしては毎年八月にエコルマホールをお借りして「平和フェスタ」というものを開いております。最初は平和憲法を広める会が「市民発平和フェスタ」として始めたものですが、しばらく続けているうちに、これは狛江市にも協力してもらいたいということで、狛江市に共催をお願いしました。快く引き受けていただき、今では市民と狛江市の協働事業として、平和フェスタがこのエコルマホールで行われています。平和フェスタにはもちろん平和憲法を守ろうという平和団体が入っていますが、それだけではなく小さなお子さんを抱えている方、保育園にお子さんをあずけている保護者の方、あるいは若者の方、生徒が学校で勉強したことを発表したり、狛江市平和都市宣言を朗読したり、あるいはダンスで参加したり、平和を願う歌などをみんなで歌うなど、幅広い活動が行われています。

 最近では原発事故を起こしましたので、この原発をどうしたら良いのか、子どもたちの安全のためには、やはり原発に依存しないで、みんなが安心して頼れるエネルギー、再生可能エネルギー等と言われますが、そうしたことによって安全な電気を子どもたちに残していこうと、脱原発についても考えていこうと、平和フェスタでは被害の実態や被害者の声など事実を示して、問題提起をしています。

 みなさん、このような平和フェスタは、矢野市政があったからこそできたものと考えています。相手候補は自民党都連の方など、あるいは公明党とか、東京都の段階で推薦を受けた方のようです。長い間、東京都の役人として重要なポストに就いてきた方のようです。自民党都連の推薦を受けているようですと、脱原発についてはどうなんでしょうか。平和フェスタで考えていることは、広島・長崎の悲惨な状況があります、そうしたことも踏まえて脱原発も含めた問題提起をしていますが、こんなことをやる平和フェスタに狛江市が協力する訳にはいかない、と言われかねません。相手の候補者はこの平和フェスタを何時まで一緒にやって下さるか、全く保証はありません。安全なエネルギーとするためにも、市長には田辺さんを、市議には与党となる絹山さん、この方たちが市政を担って下さることを願っています。

 絹山さんの補欠選挙で皆さんにぜひ分かっていただきたいことが一つあります。田辺さんが当選し、市長となった場合、この田辺さんに対する不信任案が野党から出されると、それを否決できるためには与党が6人以上いないとダメだそうです。田辺さんはこれまで市議でしたが、市長選挙に立候補するために、議員を降りました。現在、与党は5名しかおりません。このまま絹山さんが当選しなければ、いつ何時、田辺さんに対する不信任案が通らないとも限りません。矢野市政を引き継ぎ、田辺さんが市長となった場合には、絹山さんが市議として当選していなくてはなりません。どうか、市長選とともに、この市議の補欠選挙にも関心をお持ちいただき、お配りしている政策などもお読みになり、ご支援お願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。



平和憲法を広め、脱原発を進め、
「平和フェスタ」を発展させるためにも田辺さん、絹山さんを

2012/6/10 岩戸南 小俣三郎