西和泉に住んでいる寺尾です。今度の市長選挙で、私は田辺さんを応援します。若い、47歳です。田辺さんは若い人のことも中高年のことも分かる。矢野市長16年間の内、市議会議員として13年間を支えてきました。市政の良いところ、不充分なところを良く知っている人です。相手の方は輸入候補者で、東京都の役人で、天下りして公園協会の役員、この人がもし市長になったら大変ですね。田辺さんなら5分で分かることを、役所の課長さんや部長さんに30分も40分も聞いて、さてそれからどうしようかとなります。
田辺さんは市政のことを熟知している。ここに政策がありますが、数えて見ると40項目もある。選挙のためにただ挙げたというものではないですね。長い間、市民の声を聞いて実現し市政に反映してきた、それを発展させたもので、出来る限り実現するように気持ちが満ち満ちています。残念ながら相手候補はいまだに何を市民にしてくれるのか、発表されていません。
さて、前の矢野さんの市長選挙でも、この場に立ちました。その時に覚えていることですが、投票日の前日に石原都知事が来て「今や弱者の時代は去った」と話した。相手方の応援に来ていたおばあさんがビックリしていました。終わってから、相手方の役員らしき若い人・年配の人、両方に言いました。今の石原さんの話、票が減りますよ!と。二人とも非常に困った顔をしていました。案の定、矢野さんが勝ちました。
矢野さんは大事なことを三つやってきました。ガラス張りの市政にしたこと、汚職を無くし清潔な市政にすること、弱い人の立場に立つ市政です。16年間、一点の曇りのない市政をやってきました。その中で弱者の立場のお話をしたい。田辺さんの政策にも認可保育園や特養ホームの建設とありますが、矢野市政ではこの狭い狭い狛江で公立保育園が6園、認可保育園は予算が通っている2園ができますと4園になる、合計10園出来ます。公立の保育園は堅く守っていただきたいと思います。保育園を民営化しろと言うのは野党の皆さんからず―っとあった。矢野さんはそれには決して譲りませんでした。行政改革で人件費を削ろうと言うと、真っ先に保育園の保母さんが思いつくことです。私も子どもが3人いますがいずれも保育園と学童にお世話になりました。44年も前のことですから、当時は保守市政で、保育園も大変でした。市に保育園を増やして欲しいと行きますと、当時の助役は、子どもを預けるとは何事です。増やすつもりはありません!しかし、その後保育園は増え、矢野市政になって認可保育園を含めて合計で10園と、素晴らしい市政となりました。
民営化されたらどんなに大変か、横浜に友人がいるので、そこの例で話しますと、
まず、ベテランは給料が高いと首にされ、若い保母さんに変えられる、たちまちお母さんや子どもたちは不安に陥ります。今は役所の方で希望者を調整しますが、民間になると会社と同じですね、お金のある人は良いけれど、貧困層の家庭は入れない。そう言うことにならないように矢野市政は頑張ってきました。子どもやお年寄りが安心して生活できることは、若者や中高年も安心して生きられることで、弱者のための市政は全市民のための市政でもあると思います。
市議会だよりを読みました。予算案は最終的には一人を除いて、全会派が賛成しています。ほんのわずかな修正案(エコルマホールの給電ケーブル修繕費で、耐用年数を過ぎ、新国立劇場の技術部長から早急に交換するよう指摘を受けたものですが、それを野党の修正動議で削除してしまった!)がありましたが、その他はあれこれ言っていますが賛成しています。矢野市政の予算に反対できない、市民の要求が一杯入った予算だということです。単なる公約ではなく、実現しようとする気迫に満ち満ちています。
私は狛江で平和憲法を守る運動と、放射能測定をしている運動に関わっています。田辺さんの政策に、「平和憲法を市政に生かし、市民の生活と権利を守る」とあります。これは確実に実行されると思います。市と共催で平和フェスタをやっている市はあまりありません。毎年、平和憲法を守ろうと、革新の市長さんと野党である保守の議長さんが来て挨拶をしています。こういう運動に熱心に支援してくれます。市の職員も夜遅くまで、献身的に支えています。放射能の測定ですが、市民団体としてやっていますが、学校へ行きますと市役所から連絡をもらいました、どうぞ測って下さいと。こうした自由な活動を支えているのが矢野市政です。田辺さんはこの矢野市民派市政をしっかりと引き継ぎ、不充分なところは補い、さらに発展させるよう全力投球で努力されることでしょう。
もう一つ、対立候補を応援している会派は恐ろしいことに、なんと自衛隊を国防軍にして、アメリカの要請があった時、実際にアメリカ兵と一緒に戦争をして、他国の人と殺し合う、そうした軍隊にしてよろしいという改憲案を準備しています。そう言う政党に推薦されています。終戦の時、私は北京で二等兵でしたが、何としても二度と戦争はしてはならないと思っています。こういう政党から推薦された候補者は困ったものです。平和憲法を市政に生かす田辺さんを支援したいと思います。