2017年12月、狛江市と当時の公民館長は、勤続40年のベテラン再任用職員だった岩崎さんに、不当なＤ（最低）評価をつけ、それを理由に2018年度の再任用継続を拒否、さらにひどいいじめを繰り返しました。

岩崎さんが、こんなことを許してはいけないと、損害賠償の訴えをおこしたのがこの裁判です。

裁判では�@人事評価Ｄ評価の妥当性、�Aパワハラの有無、が主な争点になります。これまでは、互いに準備書面を出したり、資料を要求したりというやりとりだったのですが、４月23日に行われた第四回の口頭弁論では、注目すべきことがありました。

岩崎さん側の弁護士が、当局側が出してきた人事評価資料にある岩崎さんにＤ評価をつけた理由に事実に反した内容が多いことを具体的に指摘し、前年までとの差が大きい低評価だが、岩崎さんの仕事ぶりや能力は変わっておらず、変わったのは評価者たる館長のみだ、と述べて追加資料を請求したのに対し、裁判長が「裁判所としては（前年までとの評価の）差が大きいと思う」と述べて、資料請求を支持したのです。

今後は、双方の資料等が出そろったところで双方が意見を述べ合い、さらに元館長の証人尋問となっていく見込です。

「傍聴は無言の弁護人、署名は法廷外の傍聴者」という言葉があります。法廷が傍聴人でいっぱいだったり、大量の署名が集まっていたりすると、裁判官も、これは下手なことはできないと、より緊張感をもって、きちんとした判決を出そうとするでしょう。

支援する会では、５月末を目処に1,000筆の署名を目指しています。ぜひ署名を。そして周りの人にも広めてください。署名用紙は、ご連絡いただければすぐお送りいたします。

また、お時間が許せば、裁判の傍聴にもぜひおいでください。

◎次回口頭弁論は６月12日（水）午前10時半から。東京地方裁判所立川支部407号法廷です。
◎連絡先　狛江市東和泉2-20-12-103　電話03-3480-6794（みんなの広場　呼び出し）
◎カンパ　ゆうちょ銀行普通　店番018　口座番号4984798　岩崎安男（イワサキ　ヤスオ）

参考＝＞こちら